森の守人 第一章
□危険な転校生
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「変わった妖?」
「先生も異能者なので一応…気をつけてほしいと思って」
「別に戦えとは言わない。アンタにそんなものは求めていないからな。
変わったことがあれば教えろ。ウザ教師」
毒舌を言いながらも話を進める時人。
「相変わらず毒舌だね君…」
「すみません、先生。で、どうですか?」
「う〜ん…でも、今までだってこの土地はいろんなのに狙われてきたんだろう?わざわざ言うってことは何かあるのかい?」
美守は昨日の出来事で一部を話した。
「つまり、人間に化けられる妖が昼間に入る可能性があるってこと?」
「断言できませんが…」
「それは「俺達も調べている段階だ。これ以上質問するならお前の蛇全て滅するぞ…」
時人の黒いオーラに何も言えなくなった三能だった。
その後、三能が蛇が話せるようになったと言い、時人が滅しようとしたため、美守は急いで時人を連れて出ていった。