シリーズ
□記憶と勇気
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時々、見かけることがあった。
それは、あまりにも変わっていなくて。
やっぱり、アイツだ。
そう思う。
しかしその度に、自分が異質だということが知らしめられる。
髪の色も、眼の色も、あいも変わらず、他の奴からは異質だと言われるが、こっちの方が俺から見ればよっぽど異質だ。
これのせいで、俺は今こんなにも困らされているのだから。
こんなものいらなかった。
前世の、記憶なんて。
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