私立生華学園☆

□これが俺の非日常っ!!
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歩いている最中に俺は葵さんからこの学園についていろいろと話を聞いた

†まず一つに理事長のこと†
葵さんが言うには、この学校の理事長はとっても温厚で良い人らしい。最高権力者でありながら、ちゃんと生徒の言い分も聞いて、それから結論を決める人だって。あんまり気難しい人じゃなくて良かった。ちょっと安心


†二つ目に学園について†
この学園が全寮制だということは知っていることだと思うが、各部屋は二人一組の相部屋になっていて、学校の方針から1〜3年まで全てごちゃまぜになっている。そして、3年が抜けた穴に新入生が入って来るという仕組みだ。部屋割については理事長がくじ引きで決めているという噂がたっているらしい。…そういう所はルーズなんですね理事長


†最後に学園の規則†
特に重要な事はないが、ただ一つだけ覚えておいた方がいいということは『生徒会には気をつけろ』ということらしい。なんでも生徒会は学校内の最高権力者らしく(もちろん理事長には及ばないが)学校祭などの企画担当も全て生徒会がおこなっているらしい。要するに学校の“ラスボス的な存在”だ

「まぁ、紅葉はそんなに心配しなくても大丈夫だと思いますよ?」
「えっ!!そうですかー?」

どこからこの自信は来ているのだろうか

「はい、保障しましょう」

葵は唇を曲げて綺麗な笑顔を作った。そこまで綺麗な顔をされたら信じるしかないだろう

じゃ、信じてみようかな


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