第1期 三幻魔編
□◇TURN-06 昇級試験 遊城十代VS.万丈目準
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大徳寺「これで〜筆記テストは終了〜!直、実技テストは午後2時から体育館で行いま〜す!」
その言葉を聞き他の生徒は一斉に購買部へ向かう。どうやら午後の実技試験に向けてデッキの強化をしたいのだろう。
そして俺達ラー・イエローのトップ3はと言うと
三沢「おい!起きろ、2人共!試験はもうとっくに終わったぞ!」
と未だに寝ている十代と翔を起こしていた。
翔「ええ!?やっちまった…何の為に、勉強したんだか…(泣)」
十代「気にすんな!午後の実技テストが本番よ!」
呑気なものだ。
翔「あれ?他の皆は?」
十代「もう、昼飯か?」
三沢「購買部さ。なんせ、昼休みに新しいカードが大量入荷する事になってるからな」
翔「え、ええ!?カードの大量入荷!?」
三沢「皆、午後の実技テストに向けてデッキを補強しようと買いに行ったんだよ」
翔「み、三沢君達は?」
三沢「俺は今のデッキを信頼している。新しいカードなんか必要ない」
大輔「俺も必要ない(俺には、彰俊から貰った大切なカードがある。それ以外の新しいカードなんて、デッキに入れる価値もない!)」
彰俊「俺も必要ないな。自分のデッキを信じていれば、新しいカードなんか入れなくたって十分勝てるんだからな」
翔「そうなんだ…アニキは?」
十代「俺は興味ある!どんなカードがあんのか見たくてしょうがねぇ!行こうぜ!翔!」
翔「うん!」
十代と翔は購買部に向かって走っていった。
彰俊「大輔、俺達はどうする?」
大輔「そうだな。先に体育館に行くか」
三沢「俺も同行していいかな?」
彰俊「良いぜ。じゃあ、行こうか」
こうして俺達は先に体育館に向かう事にした。