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□I want you...
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「どうしたら…信じてくれるんじゃ?」

初めて見た仁王の顔。

真剣で、まっすぐに私を見据える目。

「ど、どうしたらって…」

あまりの真剣な眼差しに、私は思わず目を反らす。

「なんでこっち見てくれないん?」

仁王が一歩一歩私に近付いてきて…

気づいたときには、後がなくなってた。

ひんやりとした壁とは裏腹に、
私の体は火照っていく。

…仁王の顔が…近くにある。

もう逃げ場はない。

言い訳は効かない。

なら…

「お、お前が…好きなんだよっ!!///////」

目の前の仁王がククッと喉を鳴らして笑ったのが聞こえた。

…な、なんで笑ってんだよ!!

「お前さんすぐ赤うなって…可愛いのぅ」

よしよしと言わんばかりに頭を撫でてくる仁王。

…やめろよな////////

「そんなとこが大好きじゃ…愛子。やっと、伝わったぜよ…」

「//////////おぅ」

仁王は相変わらず私を見ていた。

とても愛しそうに、優しい目で笑っていた。

「なぁ愛子」

「なんだ?」

「キスしてもええ?」

「な…なに言ってんだお前!!!」

「えー…愛子とキスしたいんじゃけど」

甘えた子犬みたいに私を見る仁王は、

あの騙し上手な詐欺師には見えなくて…

可愛いらしく見えた。

「キスはお預けだけど…ほら」

私は仁王のおでこにキスをした。

仁王の顔が一瞬で赤くなる。

あの仁王が、だ。

私まで顔が熱くなってきたじゃないか…///////

「愛子…ヤバイかもしれん」

「なんだよ」

「お前さんが好きすぎてどうにかなりそうじゃ」












I want you...


<お前さんの心が><ずっとずっと欲しかったんじゃ>


仁王が愛子を好きになった理由は、

また別のお話―…
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