デュラララ!!

□好きの再認識
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「そういえばさー、シズちゃんって俺のこと好き?」

何気ない臨也の質問に、静雄は腕を組んで考え始める。

「えっ、悩むの!?」

静雄の行動に、臨也はかなりショックを受けた。

今まで数え切れない程身体を重ねたのにも関わらず、今更静雄は好きかどうか問われ、考えている。

暫く考えていた静雄は何を思いついたのか、臨也に向かって手招きする。

言われたとおりに静雄に近づくと、いきなりキスをされた。

「!!?」

驚いている臨也を余所に、静雄は納得したらしく「ああ、やっぱり」と呟いている。

静雄の不可解な行動に、臨也は驚くばかりだった。

「なにが、やっぱりなの?」

臨也の質問に、静雄はさらりと爆弾発言をした。

「臨也とキスしてもシても嫌じゃねぇから、俺臨也のこと好きなんだなあと思って」

臨也は先程とは別の意味で衝撃を受ける。

いつもつれないシズちゃんからこんな事を言われるなんて、夢でも見ているんじゃないかと思う。

「え、シズちゃん寝ぼけてる?」

恐る恐る聞くと、静雄はムッとした顔で返した。

「んなわけねぇだろ」

その言葉に臨也は感極まって静雄に思いっきり抱きついた。抱きついた勢いでベッドに倒れ込み、短い悲鳴が上がる。

「俺もシズちゃん大好き!愛してる!」

「ち、調子に乗るんじゃねぇっ//」

臨也の台詞に反応して、自然と静雄の顔が紅く染まって言葉も荒っぽいものになる。

それでも臨也は構わず更に続ける。

「だから、いまからヤろ?」

臨也の提案に、静雄は自分が失言したことに気づきぶんぶんと首を振る。

「む、無理に決まってるだろっ!さっき散々ヤったじゃねぇか!」

「大丈夫だって。俺とシても嫌じゃないんでしょ?」

「そういう問題じゃなくて、・・・やあッ、いざやっ、おねがいだからっ!」

服の中に手を入れて突起を愛撫すると、静雄も限界らしく濡れた目で必死に臨也に懇願した。

それが、更に臨也を煽ることになるとは思わずに。

「うっわ、それ反則。やっぱり大丈夫じゃないかも」

「え、あッ、ひゃあぁあッ///」

臨也の愛撫に逆らう術もなく、静雄は快楽の波に呑まれていった。















(本当に最低っ、死ねっ!)
(ごめんって言ってるじゃん。だけど気持ちよかったでしょ?)
(それは・・・そうだけど)
(えっ、シズちゃんデレ期到来!?じゃあもう一ラウンド・・・・・)
(死ねっ!!)

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