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□『tipperary』
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土千
歳三さんはばりばりお仕事中。
「へぇ、最近はこんなゲームが流行ってるんですね…面白いです」
「……………」
「ゲームなのに彼女に名前を呼んでもらったり、何々…デートまで出来て…、えぇっ!!き、…ききキスまで出来ちゃうんですかぁ‥」
「千鶴、」
「…あっ、独り言なので気にせずお仕事しててください。もしかして‥うるさいですか?」
「いや、気にしてねぇからいいんだが…」
「どうかしましたか?」
「独り言の内容が面白くてだな…。」
「あぁ、ゲームなのに名前呼んで貰えたり、デート出来たり…き、ききキス出来たり。」
「お前、わざとその内容言ってるだろ…」
「そ…んなことないですっ!!」
「ほぉ‥」
「…そりゃぁ、お仕事し始めてかれこれ3時間ですからね。少しは構って欲しくは思いますけど…」
「本音が出てるぞ。」
「はっ!!」
「千鶴、こっちこい。」
「…変なことしません?」
「安心しろ、キスするだけだ。」
「!!!!」
「息抜きさせろ。それに、何かしてもらいたい時は遠回しに言わねぇでちゃんと言え。」
「じゃ、じゃぁ‥その、、構って、ください歳三さん。」
「お、おう。(キュンッ)」
the end.