全知全能の神
□大切なもの
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吉原の戦いが終わって、春雨の船に戻ってきた俺と阿伏兎。
あのお侍さんが次会う時までに強くなっているか気になるが、俺にはもっと気になることがある。
神楽のことだ。
「なぁ、阿伏兎〜。神楽大丈夫かな〜?」
「俺を倒したんだ。大丈夫だろ。」
そうだよな・・・
あの体も心も弱かった神楽があそこまで丈夫になっていたとわね・・・
左手怪我してても俺に向かってきたし・・・;
でも・・・
「やっぱり心配だよー!」
「てか、なんであんたが俺の部屋にいるわけ?」
「だって、阿伏兎の部屋の冷蔵庫、食糧いっぱい入ってんだもん」
「このすっとこどっこい!Σまさか・・・いつの間にか無くなっていた俺のプリン食ったのは・・・;;;」
「うん、俺Vv」
「俺のプリンーーー!!!(泣)」
阿伏兎うるさいな〜
殺しちゃうぞ☆
まぁいいや
『兄ちゃん!』
昔の神楽・・・
可愛かったな〜Vv
兄弟じゃなかったらよかったのに・・・
まぁ俺にとっては
そんなことどうでもいいことだけど。
てか、神楽頭大丈夫だったかな?
少し手加減して振り下ろしたんだけど・・・(´・ω・`)
ちょっと強かったかな?;
家を出て何年もたった・・・
神楽・・・
俺はたしかに、弱い奴に用はない。
でもな、お前だけは守ってやりたい。
俺の
唯一守りたいもの
俺の妹 神楽
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