あっ!

□一話
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「はいはーい!カカシ先生!オレ夢を付け足してもいいってば?」


「ちょっとナルト!」


カカシは呆れたが、いいよと言った


「夢?いや、野望か。野望はサスケと同じである奴を殺すことだってばよ!」


そう高らかに宣言したナルトだが、周りは怪しむ目つきだった


「ナルト…。アンタがサスケ君と同じことを言ってもカッコ良くないわよ」


そこでサクラはサスケの真似をしたのかと思ったのかそう言った


「ち、違うってばよ!サクラちゃん!」


カカシは呆れるが、一応聞いてみる


「…殺すって、誰をだ?」


そこでナルトは初めて空気をかえた


目はまっすぐにどこかを睨んでいる


その周りは冷たい


「…知らないってばよ。でも、必ず。オレは、ソイツを見つけだして、殺す」



───それは、先程のサスケの言葉より、重苦しかった




 
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