あっ!
□一話
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「おはよう、だってばよ。…由羅兄ちゃん」
───ナルトは一つの写真に微笑んだ
「今日から君たちはめでたく1人前の忍者になったわけだが、しかしまたまだ新米の下忍。本当に大変なのはこれからだ!」
ここはとある部屋の一室
そこでは説明会が行われていた
そこにはドベで有名なうずまきナルトもいた
彼は一度卒業試験を失敗した
では、何故ここにいるのか?
それは、アカデミー教師のミズキが原因である
ミズキがナルトに封印の書を持ち出たせたが、結局はその封印の書に載っていた多重影分身の術でミズキをやっつけたからだ
そして今、ナルトは担当上忍を待っているのである
「ちょっと!なにやってんのナルト!!」
…待っているのはいいが、なかなか来ない
そこでいたずらが大好きなナルトは我慢(というものをしたか、わからない)ができず、黒板消しをドアに挟んだのだ
「ニシシシ、遅刻してくるやつがわりーんだってばよ!」
そんなナルトにサクラは注意したが、内心は定かではない
そして、そういうやりとりをしている間に担当上忍は来た
…見事にナルトの仕掛けた黒板消しの粉を被って