10/22の日記

17:51
告白
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JaDe's diary(旧)のほうにも書いたと思うので、
そちらも読んで下さっていた方にはつまらないかも知れませんが、
今一度全部を振り返りたいと思って書きますので、
お付き合いいただけるとありがたいです。


その日は、ゆうたくんが同じバイトの4年の女の先輩が気になってるみたいな噂を聞いてへこんでました。
でも、このバイトの人達は恋愛対象じゃないとかいう話もあり…
噂だけに矛盾してるようですが、当時の私には十分なショックを与えてくれました。
というか、先輩を好きだろうが恋愛対象じゃないという話の方がほんとだろうが、
どっちにしても私はお呼びでないじゃない!!と。苦笑

そんなわけで軽くへこんでたのに、帰りは偶然ゆうたくんと一緒に帰ることに。
とはいえ、駅まで行ったら電車は反対方向なので、ちょっとの距離ですけど。
でも、なんとなーく、買い物するとか嘘をついて、
彼と同じ方向の電車に乗ったのでした。
この時は告白しようということは全く考えていなくて、
単にちょっとでも一緒に帰りたかっただけなんですけど。
ふつうに雑談して、「勉強忙しくなるから雑念を振り払わなきゃ」
みたいなことを意識的にか無意識にか、言った気がします。笑

で、ふつうに乗り換える時に別れて、私は口実通り買い物に行くふりをしてビルに向かったんですけど…

なぜか、告白しよう!みたいな気分になったんです。
これは我ながらどうしてそうなったのか謎です。
別にもう会えないとかじゃないんですよ。
2月のシフトかぶってる日としては最終日でしたけど、
3月にわかちゃんとゆうすけくんと4人でディズニー行く計画もあったし。

で、彼はこれからバイトで、ちょっと時間あるからどうしようかなとか言ってたのを思い出して、
だめもとで追いかけることにしたんです。

ふつうに考えたら、別れてから時間経ってるし、
初めて行く駅なので、会えるわけないって思ってたんですね。
だからこそ、もし会えたら奇跡だから告白しよう!
とか、ドラマみたいに自分に酔ってたんです。

駅に着いて、周辺の彼が暇潰ししてそうなところを探しました。
TSUTAYAとか本屋とか。
もちろん、見当たりません。

まあ、こんなもんだよねー。
と思いつつ、来た道を引き返しながら、
じゃあ最後にこのマックの中探して、いなかったらおとなしく帰ろっと。って感じで、入ったんです。
我ながら何やってんだか。って感じで。

そしたら。二階席のテーブルに、見慣れたリュックとダウンジャケットが!!

本人はトイレにでも行ってるのか、見当たらなかったけど、
とっさに物陰に隠れる。
見つけてしまった…!!
とりあえずこのまま見つかったらストーカーだと思われてしまう!!
(実際ストーカー以外のなにものでもない)
ということで、いったん外に出る。

そしてなぜか、わかちゃんに電話。笑
バイト先まで追いかけて見つけちゃったんだけど、
告白しようと思ってるんだけどどうしよう…
とかいういきなりの展開に、多分わかちゃん引いてたと思うけど、
「なるみが後悔しないようにしなよ」
的なことを言ってくれたおかげで、私は心に決めました。
それはもしかしたら「やめとけよ」という意味だったかも知れませんが、
「分かった、告白する!あとで連絡する!」
と言って私は一方的に電話を切りました。笑

しかしこの状況はどうみてもストーカー。
さすがにこれではOKしてもらえるものもだめになってしまう、
ということで、いったん駅に戻る。

そして、あたかも今駅に来たかのように
「もしもし、バイトまで時間ある?
ちょっと話したいことがあって、今バイト先の駅にいるんだけど、駅の近くにいる?…」
と言う。よくそんな嘘が思い付いたな。
明らかにあやしいのに、
「わかった。じゃあ今から駅行くね」
って、詳しいことは聞かずに言ってくれた彼は、
やっぱり優しい人だったのであろう。

しかし今日勝負服でもないしメイクも直す時間ないし、
告白って突然訪れるものなんだなー。
と自分で仕掛けたくせに思った。

現れたゆうたくんと素知らぬ顔して再びマックに向かう途中、
わざとなのか核心をつく話をしないゆうたくんに
「私がこれから何言おうとしてるか分かる?」
(今思うとよくそんなことが言えたな!!って感じ)
と聞いても、え、なんだろ…みたいな感じでした。

で、彼はさっきまでマックに居たので、私だけコーヒーを注文して、
(しかもただ券。しかもゆうたくんにもらったやつ←)
入口&注文カウンター付近のおよそ告白する雰囲気ではないところに向かい合って座る。笑

で、どうやって言うか何も考えていなかったので、
もう一回「私がこれから何話そうとしてるか(以下略」と聞くと、
「…まあ、自意識過剰になっちゃうけど…」と、察してくれた様子。

もう、伝わったんだからよくね?←
って感じもしたけど、さすがにそれは自分の口で言わなきゃと思い、
いろいろな思い出を話しました。
ゆうたくん、ちゃんと話に乗ってくれて、つなげてくれるので、
なんとか、告白できる流れに。

ていうか、今思うと、この人絶対こういうの言われるの慣れてそうだな…

で、最初遊びに誘われて勘違いした、とは言えないので、
ライヴ二人で行って好きだと思うようになったという設定にして、笑
「その時から…好き、です」
と言いました。ひー。
ほんと、よう言ったわ。


つづく。

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