アリスと暴君兎
□お金では対処できない
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一息休憩するため○ックに入った私たち
云ちゃんと阿伏っちゃんが注文にいってくれている間、
云ちゃんが切りわけたプリクラをひたすら眺めた
…あ、コレだけはちょびっと目開いてる。
私成長した
あの全部目を瞑ったプリクラだけでは悔しくて、あと1回撮った私達(結局阿伏っちゃんが払ってくれたけど)
プリクラにものすごくハマった。
今度また撮りにいこう。それまでにはプリクラマスターになって驚かせてやろう
そう考えてニヤついた
「またプリクラばっか見てる。たまには俺も見なよ憂」
暇そうに、ずごごっとジュースを飲んだ神威に視線を1ミリも向けず口を開いた
『ワタシワールドに入ってこないでくれる。神威の顔なんて毎日見てるから見飽きたもん』
「俺の顔に飽きるなんて女じゃないよ。憂の将来が心配だから結婚してやってもいいよ」
『あんたが旦那さんとか絶対やだな。1億あげるつっても結婚してやんない』
「えー。
前の女のコは100円でヤらせてくれたけど」
『100円!!?ザ・ダ○ソー!?』
「100円の飲み物奢ってあげたらウチこないって言われてさー」
『最低。言うほうもついて行くほうも』
神威の話に驚いて、視線を向けて眉間にシワを寄せてやった
そんな私を他所に、やっとこっちみた、なんて言って神威は嬉しそうに笑う
…あー、女子はコイツの顔に騙されてんだ
このへらっとした顔に
つーかコイツ、女遊び激しそー
軽そー
2股かけそー
高ニにして何回経験ずみなんだろ
軽く20回はしてそー…
……ん?20回?
一人2回関係もつとして、最低10人?
「ねー憂、じゃあ10億あげるって言ったら?結婚してくれる?」
『何百億でも何兆でもつまれても嫌ですよ』
「えー。正当な理由を30文字以内で述べないと即、ここでヤっちゃうぞ」
『性病なんてごめんだ』
お金じゃ対処しきれない
「…俺をどんな目で見てるわけ」
『え?感染者』
阿「ホラよ。ハンバー…」
「性病なんてもってるわけないだろ。
だから結婚しろよ」
『絶対やだ。私清い体でいたいもん』
阿「…なんの話してんだ、コイツら」
云「せ、性病…」
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最近若いコに増えてるらしいよ