アリスと暴君兎

□メリークリスマス
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「ふわー。お腹いっぱい」

『そうですか。さようなら。玄関まで見送ります』

「帰るなんていってないよ」

「諦めろ矢沢〜もぐもぐ、団長は帰らねェ」

「うむ。もぐもぐ」

『なんでいんの。なんで止めないの。しかもちゃっかり食うのやめてくんない』

「憂の手作り豚肉白菜おいしいよ。毎日俺のために作ってくれない」

『やだ、めんどくさい』

「俺の一世一代のプロポーズ断るの。ねぇ、なんで」

「…すまん。矢沢…つい食い過ぎた」

『全然いいから。云ちゃんもっと食べる?』

「なにこの差。」

「団長ォオオ!!!
白目むいてる!云業白目むいてる!緩めてェエ!!腕緩めてェエ!」

「やだ」

『もう鍋の中ないじゃーん。作ってくんね〜』


木「俺もいく」

松「いや俺が!」

堂「いや俺がいく!」




威「あ。手伝ってあげるよ」


「「「どうぞどうぞ」」」



『えー。云ちゃんがいい』

「我が儘いうんじゃありませんん!!!
団長ォオ!!矢沢にお灸すえてやってくれ!!」

『阿伏っちゃんなに興奮してるの』

「俺に指図しないでくれる」

「大変申し訳ございません。お灸をすえてやってくださいませんか」


「憂、いこうよ。さもないと暴れちゃうぞ?」

『はいはいはい』



ピンポーン



「あ、人だ。はーい」

『なんで普通に返事してんの。あんたの家じゃないよ』



ガチャ



「堂も………と?え?」

「見たことある顔だネ。まぁいいや。酒持ってるし入れば」

「え……いや、あの…」

『杉崎じゃーん!どしたの、彼女にフラれたか。』

「矢沢!?なんでお前も…って、阿伏兎さんも云業さんも全員集合…」



堂「杉崎ィイ!!お前も来い!!(この地獄に)」

木「座れ!!!」

松「逃げたらテメーアレだかんな!!」

威「ホラ。今日だけは参加、許してあげるよ」


「…………ハイ」
(来たことを激しく後悔)




『お鍋できるまで乾杯しよーよ。乾杯』

「ちょうど酒も増えたしね。」

未成年の飲酒は法律上禁止されています


四人「「「(ちょっと嬉しい)」」」


阿「矢沢、お前酒飲むなよ。未成年だろうが」

『はい。パパ。飲まないけどね』


「阿伏兎、お前はアルコールゼロだから」

「なんで!!!?」

「ハンドルキーパーだろ」





『みんないくよーっ、

乾杯!』



「「「「「「乾杯っ!」」」」」」」










朝まで飲み、食べ明かしました



「ねえ憂」

『ん?』

「来年こそは二人きりで過ごそうか」

『イヤです』





# # #


神威たちに早く帰ってほしかった仲良し四人組でしたとさ

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