Royal knights.2
□噂のミサイル、秘密兵器？
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「スッゲェ！ なぁなぁ威力は!?
これ撃ったら何個山消し飛ばせる!!?」
「どうして山限定なんだ。
……まぁ、
ムゲンマウンテン
ぐらいなら、跡形も無く
消し飛ばせるんじゃないか？」
「えー、一個だけー？」
「いやまぁ撃ち方によっては
複数撃ち抜けるかもしれないが……。」
オメガモンが
アルフォースブイドラモンの
不思議な思考回路に困惑している最中、
デュークモンは
実に興味津々といった感じに
オメガモンのミサイルをつつこうと
手を近付けていた。
それに気付いたオメガモンは
咄嗟にミサイルを仕舞い込んだ。
その様はまるで、メタルガルルモンが
ミサイルをパクリと
丸呑みするようにも見えた。
「あのなぁ、ミサイルは
玩具ではないんだ。
不用意に
触ろうとしたりしないでくれ。」
暴発したらどうするんだと、
至極困った様子で言うオメガモンに、
デュークモンは少ししゅんとした。
「なーオメガモン、そのミサイルが
もしココで爆発したら、どーなる？」
「…………
メインサーバぐらい
軽く吹っ飛ぶんじゃないか？」
答えたオメガモンの言葉に、
アルフォースブイドラモンは
すっげぇ！と更に
テンションを上げて瞳を輝かせた。