Royal knights.2

□究極を超える最強決戦!
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「いくら非常事態で
 協力態勢を取らねばならんとはいえ、
 この顔触れには些か不安が過ぎるな。」
今日一日一緒に
パトロールをするメンバーを
見渡しながら、オメガモンは
溜息混じりに呟いた。
強大な力を持ち、デジタルワールド全体に
脅威を及ぼしかねないと危惧された
デーモンを倒す為、ロイヤルナイツは
オリンポス十二神族や四聖獣、
十二神将、四大竜達と手を組んだ。
その結果、互いの欠点を
補う意味も兼ねて、
的確なシフト制が
組まれていたのだが……。
今回のメンバーは、
オメガモン、
デュークモン、
アルフォースブイドラモン、
スレイプモン、
ゴッドドラモン、
メギドラモン、
マルスモン、
ミネルヴァモンの
計八人であった。
確かに、戦力的には申し分無いだろう。
全員腕に自信のある実力者だ。
しかし先程の口論を見て、
オメガモンは頭を抱えた。
何だこのまとまりの無さは。
宇宙樹を出てから、
ああいうやり取りが
十分に一度ぐらいのペースで続いている。
正直、勘弁して欲しかった。


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