comic
□B
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ある昼下がり。
とある某所ではライティーンが扉をガラリとあけて
「Hey!!Taro!」
と中を見渡す。
「………Oh?」
しかし中には白いシーツをスッポリとかぶり横になっている太郎くんがいた。
「Are you Sleeping?」
そういって太郎くんにまたがるライティーン。
三次元でしか許されないメイのおこしかただ。
そして耳元で
「get up――――――――!!」
と叫んだ。
しかしそれをきいた太郎くんは
NO thankyouと繰り返すだけだった。
「なによう……起きてるんじゃない。起きないの?」
「もう、絶対起きない、特にお前の前では」
ライティーンはその言葉に怒ったのかシーツをグヌヌとひっぱり、無理やり起こそうとする。
だが、太郎くんはシーツを握りしめて決してシーツをめくらせようとはしない。
この、男、起きないつもりだ。