変人バンザイ


□第8話 遅刻魔
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 先生『出欠とるぞ−
    影山−…影山−?』


 ガラガラ──。


 先生『遅刻だぞ影山−
    なんで遅刻したんだ−』

 影山『遅刻という小さな
    反抗期に便乗しました』

 先生『よ−し、廊下に立ってろ−』


 ダダダダダ──(走る音)


 ガラガラ──。


 先生『お前もか小針−』


 小針『次わこんなもんじゃねぇぜ?』


 先生『お前達はいいな、
    毎日がエブリデイで
    …廊下に立ってろ−』



 磯貝『(何してるんだ先輩達!)』


 イソガインわ先輩達が普段
 何をしているか遠くから
 見ていたのでした───


 影山『君もか小針…』


 小針『先生の前でわあんなこと
    言ったけど、ホントわ
    1日一歩3日で三歩
    三歩進んで二歩下がるの
    結果なんだ…』


 影山『僕だってそうだよ、
    ホントわ便乗したんじゃない
    途中でおばあさんに
    荷物持ってもらったんだ』

 小針『…それわ逆だと思うぞ』



 磯貝『(2人とも嘘つきだ!
    てか普通に寝坊したって言えよ!
    僕なんか学校サボりだよ!
    意外と不真面目だよ!)


 ドドドドド!!!────


 小針『な、なんだ!?』


 ボカッ!!───(殴る音)


 小針『影山が委員長に殴られた!!』


 影山『大変だ!どっかから
    鼻血が出てる!!』


 小針『鼻血がなんで鼻血だか
    知ってるか!?』


 委員長『ごめんなさいね!
     つい癖で!』

 磯貝『(癖!?絶対危ない人だ!
    こわいよ−こわいよ−)』




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