‐Chara Diary‐

 ミニマルsの日常も見てみる?


(コメントの返事はキャラがします)

◆コラボ漫画〜Ring〜後 

「むふふ、夕凪争奪戦萌えー♪」

隣に座る徹が携帯を見つめながら、ニヤニヤと笑う。
俺は、それを咎めぬまま、その画面に集まる写真達を覗き込んだ。
俺たちと、吼児と豪樹さんと4人が写った写真、夕凪と俺が写った写真と、何枚も撮ったそれら。

「…まさかボーリング勝負になるとは思わなかったけど」

「けど、楽しかったよな」

吼児がスウィープファングだと気付いて、喧嘩を申し込んだけどあっさりと断られて。夕凪の案でボーリングで勝負することになって。
互いに一ゲーム取られたら取り返して…と繰り返し、きっちりと勝負は決まらなかったけど、凄く楽しくて。
別れ際にはアドレス交換する程に仲良くなっていた。

──…思い出したら、ちょっと頬が緩むな。

「いやー最初俺、殺されるかと思ったなー」

「不良怖ぇくせに指輪なんか奪い合うから」

「奪い合ってはないけどさ!欲しかったんだもん!でも怖かった!」

吼児の凄みを思い出したのか怯えたように眉を寄せながら、横から抱き付いてくる徹。

金持ちなんだから同じデザインの指輪作らせるとか、頭回らなかったのかね。
わざわざ怖い不良に張り合わなくても。

そう思うも、徹はそんなセコい事はしないかと自分で否定してしまう。
その震えるオレンジの髪をくしゃくしゃに撫でながら、またやっぱり笑ってしまう。

「…次こそはきっちり差付けて勝とうぜ、徹」

「おう!」

顔を上げた徹が二、と楽しげに笑って頷いた。




「出来れば次回は更なる夕凪争奪戦を期待!新たなライバル(俺ら)に対抗して攻めsいっぱいついてきたりして夕凪はお前らにやらんとかあんなことやこんなことをしてくれちゃったりwktkごふぉ!」

「とりあえずお前、その攻めsとやらにぶちのめされてろ」

「っも、もう…もう隼人にぶちのめされてる…ッ」




****
後日談ってか帰宅してからの二人。
何だかんだ友達が増えて嬉しい二人でした♪

夕凪くん吼児くん豪くん、これからも仲良くしてやってくださいっ

2014/11/15(Sat) 08:28  コメント(2)

◆大暴走のち、帰宅 

隼人「ただい」

徹「隼人ぉぉおおおお!(だだだっぎゅうう)」

「うわ?!何だ徹、起きてたのかよ!もう2時だぞ…つか煩い!」

「だ、だって…隼人なら大丈夫とは分かってても、やっぱ心配…って、きゃー!(隼人の顔がし!)」

「いだっ!今度は何だ!」

「このおでこの傷は何?!ちょ、血が滲んで…!赤くなって…!うちの可愛い隼人をキズモノにしたのはどこのどいつですか!」

「変な言い回しすんなつかうるせぇっつってんだろ!このくらいでガタガタ騒ぐな!(ぐいーっ)」

「っう、だ、だって…だって…!」

「こんくらい軽い方だ、気にすんな。洗って湿布でも貼っときゃ良い」

「…本当に大丈夫なのか?」

「大丈夫だ。んなに心配なら明日武ちゃんとこ行って見てもらうから。…もう寝ろ。俺も寝る」

「…ん」



****
心配性徹と男前隼人。

2014/11/11(Tue) 16:20  コメント(0)

◆隼人と徹 (落書き4コマ) 









*****
海水浴に行った幼馴染み三人組。
寝てる間に千種に悪戯された徹でした。
怒ってないのは、翌日には日焼けし直して直そうとしてるから(笑)
気付いた時は怒ったようです(笑)

何か描きたくて思い付いたのはやっぱり下らない内容ですみませんw
下らないことしてる男子高校生が好きです(`・ω・´)

落書き20分クオリティ。

2014/08/08(Fri) 21:18  コメント(0)

◆ヴィルと理一 

理一「隊長さん、」

ヴィル「クッ…またあんたかい。ストーキングってのは、人間界では犯罪なんだぜ、知ってたかいボウヤ」

「オジサンはボウヤじゃないし、ストーキングしてないし!…隊長さんも人間界降りたことあんのかぁ…良いなぁ…」

「あんたは降りたことねぇのか?」

「ない…魔王様が、理一にはまだ早いって…30過ぎなのに早いって言ってたら、オジサンおじいさんになっちゃうよ」

「クッ…魔王サマも随分溺愛してんじゃねぇか…」

「?」

「仕方ねぇ、俺が今度土産持ってきてやるよ」

「!ほんとかい?!いやー隊長さん太っ腹だねぇ、オジサン嬉しいよ!あ、じゃああれだ、たこやきというものを食べてみたい!」

「…たこ焼、か?たこ焼で良いのか?」

「うん!」

「そうか…分かった、買ってきてやるよ…ククク、」

「な、何笑ってるの…?」

「いや…クク、…気にすんな」

「いやいや気になるから!」

「とにかくたこ焼、な。まぁ次に下りるのはいつになるか分からねぇが、覚えてたら持ってきてやる。じゃあ、俺は仕事に戻るぜ」

「よろしくお願いするよー、お疲れさん!」




****
ヴィルを動かしたくなったので。
しかしヴィルも理一もこんなんだっただろうか…←
いい加減創作充したい…(´・ω・`)

2014/05/20(Tue) 08:38  コメント(0)

◆全部アイツのせい 

──…どうしてもっていうなら、付き合ってやってもいい。
──…ぁ…ッ…好き、ぃ…!

「…ッ、」

ダァンッ

あの時の自分を思い出しては自分の態度に思わず壁を殴る。
心中を埋めるのは羞恥ばかりだ。

恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい…!

しかし、それに混ざって感じたことのない温かい嬉しさ。それを、俺は素直に認められないでいる。

「…あのさぁ、そこで百面相されたり壁殴られると気が散るんだけど」

熱くなる顔を覆い俯いていると、不意にそう言いながら迷惑そうな表情を此方へ向ける従兄弟。
真っ赤に染まっているだろう顔を見られたくなくて、そのまま煩いと吠えると盛大に溜め息を吐かれた。

「彼氏が出来て嬉しいのは分かるけどさ、」

「かっ…彼氏とか、嬉しいとか…!違ぇからな!つかお前にんなのまだ言ってねぇだろ!」

“彼氏”
これからはアイツを彼氏と分類するのかと思うとまた熱が上がった。
というかアイツと恋人になった等と、まだ話していないのに。
何故分かったと睨み付けると、今度は何故か驚かれた。…意味が分からない。

「…本当に、彼氏出来たのか?嘘、あの下半身デカけりゃokなド淫乱変態の千夏に?彼氏?え、本当に?」

…千恵は俺をバカにしているのか。

「俺にだってんなもん簡単に作れんだよ!つか変態じゃねぇ!殺すぞ!」

ああもう、恥ずかしいわ、ムカつくわ。
頭がぐちゃぐちゃになって俺はその場に踞る。

もう嫌だ、こんな恥ずいなんて、全部アイツのせいだ。

「へぇー…千夏がね…千夏を好きになる物好きがいたのもビックリだけど、…千夏に好きな人か」

「す…っ」

「好きだから付き合ったんでしょ?千夏は嫌なら嫌でハッキリ断るでしょ」

それに、恋人できたら他のセフレとも切らなきゃだしさ。

そう言われて、言葉に詰まる。
アイツと体を何回も重ねて、こんな気持ちも分からなくて、…しかしいつの間にかアイツ以外とはしたくなくなって。
恋人なんて甘いものになる前に、俺はセフレを全て切ってしまっていたんだ。

──…思えば、あの時には自覚してたのか?
今だって、キッパリ自覚出来ていないのに。

「…好きなんでしょ?」

からかうように笑った千恵は、追い討ちを掛けるようにそう問い掛ける。

「…聞くな、」

分かりきったことを。いや、自分でも分かりきったことを、何故認められないんだ。
──…好きだから、に決まってんだろ。

「…うわ、千夏、今外行かない方がいいよ」

「あ?」

「すっごいエロい顔してる」

「!」

思わず片手で口元を隠した。
エロい顔って、どんなだ。

それよりもそんな顔をした原因もアイツを想って、で。
ああもう、本当に恥ずかしい。

こんな幸せと、恥ずかしさと、愛しいという気持ちで埋まる心。
こんなの、俺には刺激が強すぎて、頭パンクしそうだ。

「っ…全部五十嵐のせいだ…!」

こんな気持ち、俺に教えやがったアイツが悪い。

アイツから貰った胸元の鎖を手に握り締めて、絶対責任を取らせようと、誓った。

2014/03/05(Wed) 22:22  コメント(2)

◆泣き虫な天の邪鬼 

「ふざけんな、死ねよ」

「じゃあ、あんたが殺してくれる?」

「自分で死ね」

「自殺して僕に何の意味があるのか分からないんだけど。あんたがあんたの為だけに僕に死んでほしいなら自分で僕を殺してよ」

「っ…」

「死んでほしいくらい嫌いな奴を自分の手で消せるんだよ?こんなに嬉しいことないじゃん」

「んな…」

「ほら、──…早く殺せよ」

死にたくない死にたくない死にたくない怖い。
こんな強がって、こんな挑発して、大好きな奴に嫌われて、ムカついて、
──…悲しくて。

悲しくて悲しくて胸が張り裂けそうで今にも涙が出そうで。
今すぐ泣き喚きたい。


本当は怖いし、そんなに嫌われても僕は君が大好きで殺して欲しくなくて。


「──…早く、ほら。殺さないなら僕が君を消してあげるよ?」

──…やだやだやだ。大好きな君に殺されたくない。大好きな君を殺したくもない。

何で、僕の口からは本音が出てくれないのだろう。


思ってもないことが次々と溢れでる己の口が憎い。



「ッ…もう、消えろ」

──…泣きそうだ。

そう思う。

しかし、ただ静かにそう言い残して姿を消した大好きな君の背を見送っても、──…何故か涙は溢れなかった。




──…あぁ。僕の心の声以外、言葉も涙も表情も周りから見える僕の体全て、何でこう素直じゃないんだろう。


そう自分に絶望しながら、──…唯一素直な心の中で、僕は泣き喚いた。




*****
啓祐と似た性格かな…と(笑)
強い天の邪鬼も弱い天の邪鬼も良いと思うw

2014/02/23(Sun) 20:39  コメント(0)

◆啓祐 

生きるなんて、意味なんてない。
ただ、面倒なだけじゃないか。


「啓祐!お前遅い!俺を待たせた詫びに奢れよー」

「ええっ!ごめんって。だから奢りは勘弁してよー」

少し遅れるってメールしただろ。10分くらいで何でてめぇに奢らなきゃなんねぇんだ。
──…めんどくさい。

「…マジきも…(ボソッ」

「…ガキか(ボソ」

陰口うぜぇ。文句あるなら正面から言えよ。小学生かよ。陰口に陰口で答えてやってんだから有り難く思えよ。
──…めんどくさいのに。

「俺の苦労も分かってくれよ、啓祐…」

「うん…ごめん…」

親父の苦労なんて、どうでも良いよ。人が怖くて、大嫌いだって、言ってるだろ。こんな優しい家族さえ好きになれないのに。プレッシャーなんて掛けてくんな。
──…本当にめんどくさい。

「この間階段踏み外して…暫く車椅子だってさ…」

「そっか…お大事にね?きっとすぐ治るって!」

どうせ足元注意してなかったんだろ。自業自得。心配なんかしねぇよ。だって俺には関係ないし。
──…他人の心配なんてめんどくさい。


世の中全て、面倒なことばっかで。
人間も面倒な感情なんか持って。
何もかもがゲームみたいにやれたら良いのに。
そう思う毎日。


「…人間…全滅すれば良いのに…」

俺が地球の王様になって、全て作り直してやりたい。
人間の感情を全て、無にしてやれたら、どんなに楽だろうか。

優しさも怒りも悲しさも全て、ただ面倒なだけだ。
面倒なものは必要ないだろ。

「あー…マジ、めんどくせぇ」

──…めんどくせぇから、地球破滅しろよ。



いつの間にか人に合わせる事が癖になって、作り笑いが癖になって、本物の自分が分からなくなった。
そんな俺自身が、一番面倒なのだ。


****
猫被りな無気力捻くれ男子。

2013/12/11(Wed) 21:51  コメント(2)

◆圭壱 

「…けーち…好き、って…なに…?」

いつもの苛立つくらいのぼんやり口調で告げられた言葉に目を見開いた。
…え、何、明日槍でも降るの?

「さあ?僕には分かんないなぁ…何、また告白されたのぉ?」

「……また…?」

きょと、とゆっくり首を傾げたこいつに僕は溜め息を一つ。何回も告白されてるくせに、気付いてないんだもんなぁ。
脳内お花畑なのかなぁなんて思ったのは内緒。

「…まぁとにかく。好きって、ドキドキで緊張してでも嬉しくて楽しくて苦しくてもうずっと一緒にいたい大好きー!って感じ?」

「…どきどき…楽し…大好きー…?」

あ、夕輝の頭に?が超浮かんでる。

「ほら、その人の為なら死んでもいい!とか、あの人の為なら頑張れる!とか、夕輝なら一生一緒にお昼寝してたい!とか」

「………」

説明が難しいながらも本の受け売りで言ってみたけど、気だるげな表情が珍しく訝しげに歪んだだけだった。

「…分か、ない…」

──…ダメだこりゃ。

脳内お花畑でお子ちゃまな夕輝には難しいんじゃなかろうか。

「…好きって…何だろうねぇ…」



…いや、恋愛なんてもの、夕輝だろうが僕だろうがニーナだろうが大人だろうが…
きっと誰から見ても、何とも難しいモノなんだろうなぁ…。



説明が面倒になったような、目の前の奴の雰囲気に釣られて気だるくなったような。
そんなのんびりとした夏の出来事。

2013/11/15(Fri) 22:22  コメント(0)

◆渚2 

〜♪

自室でぼんやりとベッドへ寝転がっていたら、不意に携帯が鳴った。
相手は、何となく見当がついている。
携帯を開き、届いたメールを見ると何となく見覚えのあるアドレス。

「…橙利、」

その内容を見て、一瞬喉が詰まった。

じんわりと少し広がる感情に、戸惑う。

「っ…」

…メールは、苦手だ。ただでさえ分かりづらい本心が、文と記号だけと更に分かりづらくなる。

どう返信すれば良いのか分からなくなって、一度そのまま携帯を閉じて胸に抱く。

いつもなら、このまま削除して放置してしまうか、受け流してしまうのに、彼のあの目が脳裏に浮かんで出来なかった。

暫しして小さく息を吐いてから再び携帯を開くと、そのアドレスを登録した。

「……、」

それから返信を押して…簡単なメールを打つ。

=====
to 橙利
本文
会長さんから何言われたのか知らないけど、忘れて良いからね。
分かってる、覚悟しとくよ。
=====


「渚ー、飯!食堂行こうぜー!」

「ッ、…うん、分かった。ちょっと待ってて」

部屋のドアをノックする音とルームメイトの声がして、ドキリと心臓が跳ねる。
俺は携帯を閉じると眼鏡を掛けて、慌てて部屋を出た。



…ただメールを送るだけなのに、不自然に脈打つ心臓が煩かったのは、…きっとまだ信じることが怖いから。
そう言い聞かせて。

2013/07/21(Sun) 04:15  コメント(0)

◆渚 

「──…渚、これテメェだろ」

不機嫌な親友から見せられたそれに、あ、と声を洩らした。
携帯画面に映し出されたのは見知らぬアドレスからの受信メール。
…内容は、半分俺宛だ。

「…やっぱり、あの時覚えたんだ。凄いなぁ」

「凄いなぁ、じゃねぇよ」

クスリと小さく笑ってから、関心を素直に呟くと目の前の顔が呆れたように歪んだ。

「お前、俺のメアドをフェイクに使うとか止めろよ。これっきりにしろ。…なんか手ぇ出すなとか忠告されてるし」

「良いじゃない、一回くらい身代わりになってくれても。会長さんは、俺の親友でしょ」

悪態を吐く会長に、いつもの笑みを作りながら緩く首を傾けて。
すると複雑そうな表情を浮かべた会長は、諦めたように息を吐いて携帯を弄りだした。

何をしてるのかと目を瞬いていると、見せられた送信完了の文字。

「…返信したの、」

「お前のアドレス付で。…なぁ、こいつは信用、してるんだろ?」

「…っ」

疑問として口にした割に、その顔は確信したような顔で、…俺は何も返せなかった。

黙り込んで俯いていると、会長は俺の頭に一度手を置いてから、またな、と庭園から去っていく。

信用…か。

──…愛してるよ。

あの時の、彼の目が、あいつとは正反対で、…少し信じてみたいと思った。
でもその反面、怖くて。

会長──…新はきっと、自分のメアドを使う程なら、と分かっているんだ。それでいて、俺に余裕をくれた。

「…好き、なんて…一時の幻想なんだよ…」

無意識にそう呟いて、自分で自分を強く抱き締めた。

俺が、彼をどう思っているか、分からない。
ただ、…彼のあの言葉は、信じてみたい。信じたい。
ただ、そう思う。




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本文:
誰だかしんねぇが、お前は本気だよな。
本気なら、渚を救ってくれ。
俺じゃ、ダメなんだ。

##########.jp

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電話番号の伏せ字は分かりやすいがメアドの伏せ字は分からんw

2013/07/20(Sat) 21:43  コメント(0)

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