09/13の日記

22:50
大叔父の死
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先週末、祖父の弟が亡くなった。

私は大叔父とは直接交流はなかったが、母にとっては父親にも似た存在で、ショックを受けていた。

私も付き合いがある従伯父(いとこおじ)や再従弟妹(はとこ)らも、もちろん深く悲しんでいた。

曾祖父が早世したため幼い頃から苦労を重ねながらも、真面目で勤勉な性格で努力を積み重ねてきた大叔父。

葬儀に参列できなかった分、出席した母とはできればそんな故人を偲んだ話をしたかったのだが、葬儀から戻った母の口から出たのは少し寂しい身内の確執話だった。

残された従伯父とその兄の間の、目立たないけれども決定的な溝の存在。

ひとつの命を失って浮き彫りになる、悲しい形というものがあるのだと知った。

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