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□Say what?
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夏の合宿を終えて部活にも少し変化があった。
一つは選手一人一人が自分の個の力をあげようと取り組むようになったこと。
(オレも緑間に気付かされたなんてなんかムカつく)
一つはスタメンじゃない一年も二年に技術を教わり着々と力をつけてきているということ。
(がんばんないとオレもヤバイ)
一つは部活に新しい仲間が、黒子に目がそっくりの２号が加わったこと。
(まだ少しだけコワイ)
唯一、変わらないっていったら…
「お疲れ様です、火神君」
「ッッぅおおい!!!!?」
いつも通り部活帰りにマジバヘ寄ると突然現れる黒子、だろうか。
といっても気付くと黒子が座ってる、というわけで決して突然現れた、のではなく
それまで気付いていなかった、というのが正しいのかもしれない。
今日もいつも通りのパターンだな、
とシェイクを呑む黒子を見て思う。
「よ、火神！お疲れさん」
「あ、お疲れ、です」
黒子と向かい合うように座っていた木吉先輩に軽く会釈をし、
黒子のテーブルから少し離れた、空いている席に座る。
ドサ、と腰をかけるとトレイに乗せたバーガーの山が少し揺れた。
…んん？？
おかしくねーか？
部活帰りにいつも通り寄るマジバ。客は毎日見たこともない奴とかもいる。
しかし相変わらず突然現れる黒子。そして驚くオレ。
そして座る。
それが今までのパターンだった。
…アレ、ちょっと待て
何一つ変わってない……
わけじゃなくねーか!?
自分の脳内でたった今おこったことをリピートする。
部活帰りにいつも通り寄るマジバ。客は毎日見たこともない奴とかもいる。
しかし相変わらず突然現れる黒子。そして驚くオレ。
そして木吉先輩にアイサツをして空いている席に座る。
あー…何も変わってないか
…いやいやちょっと待て
最後の文が違わねーか!!!!!?
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