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□忘れることなんてできない
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世界で一番大好きな人
はじめて愛したひと

こんな気持ちは初めてで、
どうしたらいいのか判りません。

大きくなりすぎたこの気持ち、
あまりに大きすぎて持て余してしまう。

この気持ち、どうしたらいいですか。






この想いのきっかけは、

ぶつかったあの瞬間か
あのまっすぐな瞳に見つめられた時か
心から笑った顔をみた瞬間か

もう判らないけれど

気がつけばキミに、想いを寄せていた。



‥この想いには蓋を。






秋山さん、大好き。

大きくなりすぎたこの思い、
もうこの胸には抱え切れなくて遂に溢れてしまいました。

なんでもない会話をしていたのに
ふと目が合った瞬間、少し見つめあった途端、

わたしの顔は真っ赤。

あぁ遂に。
気持ち‥溢れて、秋山さんに伝わってしまいました。






自意識過剰じゃ、ない。

思いは確信へ。



愛してるけど、でも。






秋山さん‥

私の気持ちはやっぱり迷惑‥なんですね。


私だけ、抱いてしまったこの気持ち。

はやく、無くなって。


秋山さんの傍に居られなくなる。
迷惑がかかるから。

はやく‥無くなって‥


この気持ちが早く無くなってと願うのは
傍に居たいから。


傍に居たいのは
好きだから‥。



あぁ

どうしたらいいの?






彼女の笑顔が、なくなった。

フクナガ達と笑ってはいるけれど

あんなの、本当の彼女じゃない。


彼女の笑顔を曇らせたのは

俺‥か。






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