‡A la carte‡

□両想い?
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あの告白をしてから、どうも彼に構いたくて仕方ない。

皐「んっ…んんっ……」

空き教室を見つけては、皐を引っ張り込み、イタズラを仕掛ける。

彩人「キスだけで感じちゃった?此処、大きくなってる」

皐の下半身に手を伸ばすと、少し大きく出張っただけのモノが、次第に形が顕になる。

皐「ちょっ…っ!触んなって!だいたいアンタがこんなキスするからだろ!生理現象だ!」

彩人「こんなって?」

皐「その…」

意地悪く見つめると、顔を真っ赤にして俯く。

彩人「ふふ。コレ…鎮めてあげようか?」

鎖骨に唇を落とし、大きくなったモノを服の上からなぞる。

皐「い、いい。いらねぇ!移動だし」

拒否る彼を尻目にジッパーを下ろし、くわえ込む。

皐「だから…ヤメろ…って…くっ!」

彩人「声、出したら見つかるよ?だから、ね?」

肉棒を手で強く扱き、睾丸に吸い付く。

皐「ふっ…んんっ!…っ!」

『咲坂〜っ!どこ行ったんだ?ったく』

皐「!!」

その時、皐を探す声が聞こえた。

ビクリと皐の躯が強張る。

彩人「探されてるみたいだね。どうする?」

皐は口を手で押さえ、首を横に振っている。

『止めて』の意思表示だったのかもしれない。

汁の滲み出た亀頭に指をグリグリと押し付け、耳や首筋に唇を這わす。

皐「…っ!…ん…んっ!」

涙を浮かべ、快感に必死に耐える皐の歪んだ顔が、ゾクゾクと僕を刺激した。

『なあ、咲坂見なかったか?』
『さあ?見んかったけど、どした?』
『ああ、何か会長が探しててさぁ。移動もあるのに…』
『会長が?咲坂に何の用?』
『さあ?アッチ探してみるわ。サンキュ』

足音が遠ざかるのを確認すると、手を腰から服の中に滑り降とす。

皐「っ!?」

彩人「会長がキミに何の用事?」

皐「しら…ねっ…っ!」

彩人「ふぅん…」

お尻のラインを滑り、後ろの蕾に手を掛ける。

皐「ヤメっ…っ!」

前を扱きながら、後ろの穴を弄る。

皐はガクガクと膝を震わせ、必死にシャツにしがみつく。

今までに感じた事の無い衝撃がカレを襲っているのだろう。

息をするのも、ままならないみたいだ。

彩人「ね…キミは僕を好き?」

皐「あっ……うっ…っ…くっ…っ!」

カレは躯を折り、衝撃に顔を歪ませる。
言葉も出ないみたいだ。

彩人「しょうがないね…」

躯を解放してあげると、カレの肉棒を厭らしく口にくわえた。

皐「…っ!…ヤメっ…で…るっ…っ!」

熱いほとばしりを口で受け止めると、ソレを飲み干す。

カレは息を荒げ肩で息をする。

彩人「…で?キミは僕の事好き?」

皐「……男同士でこういう事…変だ………」

彩人「………わかった…」

身体を翻しドアへと向かう。

カレの言いたい事はわかった。

自分でもオカシイと思ってたんだから、仕方ない。

−−−−でも…

彩人「……でも…」

皐「あ、ああアンタに名前で呼ばれて嬉しかった!」

彩人「え?」

皐「そのっ!こういう事…されても…嫌いじゃ…ない…」

皐は俯いてしまって顔は見えなかったけど、かなり赤くなってる様子だった。

彩人「そう…じゃあ、こういう事、またしても良い。って事かな?」

ニッコリ微笑みかけると、皐は口をパクパクし、真っ赤になり黙ってしまう。

彩人「ふふ。ね、キス…しても良い?」

皐「っ!そんな事…聞くなっ」

彩人「ふふ」

皐の頬を優しく包み込むと甘く激しいキスを繰り返す。

キスとシンクロする様に、しっかりと繋いだ手は指を絡ませ、互いを離さない意思の表れだった。

あの時飲み込んだ言葉を皐の耳元でソッと囁く。

−−−−諦めてなんかあげないよ−−
 
 
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