記念☆企画物

□雪の七夕
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待ち合わせはいつもの時計台の下で。

今年も雪が舞落ちる季節に、

やっとあなたに会えるんですね。



離ればなれになって、それでもこの季節だけは必ず会う約束をして…

何年目だろう。
今年のあなたはどんな感じなんだろう…ねぇユチョナ…




必ず僕が先に来るんですよね、それすらも楽しくて嬉しくて。

さぁもう約束の時間を過ぎてますよ、
どこから来てもあなたを抱き締める準備は出来てますよ。

笑顔になってしまうんですよ、つい。





目の前を1台のタクシーが通りすぎていく。ユチョナかな…


後ろを振り向けば帽子を目深にかぶり、マフラーで口まで隠した人物が、ポッケに手を突っ込んで、ひょこひょこ歩いて来るじゃないですか。

逆に目立ちますってば!(笑)



いつものように僕は両手を広げて、あなたを受け入れる準備をします。


さあ、どうぞ。
僕の腕の中へ来てください!
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