記念☆企画物

□雪の七夕
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あれ?どうしたんだろう?
いつもならユチョナも両手を広げて抱きついて来るのに…

うつむいたまま、ゆっくり腕の中に、すっぽりおさまったままです…




「ユチョナ…何かありましたか?」


「チャミナ、やっと会えた…ずっと、ずっと会いたかった…会いたかった…」


ちょっと涙声で…


あぁ、今年はいろんなことがありましたね。つらかったでしょう。

僕が慰めてあげますからどうか泣かないで…


ぎゅーっと抱き締めてもまだあなたは顔をあげてくれません。
早く顔を見せてください。




「ごめん、あんまり長くいれないんだ、次の仕事があって…」


「いいんです、会えただけで僕は幸せなんです。さぁ顔を見せてください」


ちょっとグスグス言いながら、やっと顔を見せてくれたユチョナ。
ニッコリ笑ってくれましたね、待っていましたよ、そのひまわりのような笑顔。大好きです!

少し目が赤いけど。
真っ白な肌に赤い目、ほんと可愛いうさぎさんですね〜。

あぁ、僕はどんだけあなたを愛しく、可愛く思ってるんだろう、大好きです!ユチョナバカと言われてもかまいません、それだけ好きなんですから。



「ユチョナ、プレゼント、今年もありますよ。はい、左手出して」


「あっ‼ごめん、チャミナのプレゼント用意忘れたーっ‼ごめん」


「いいんですよ、あなたに会えただけで。早く受け取ってください」



毎年会える特別なこの日は12月。
だからクリスマスプレゼント。
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