おだい

□きみは変わらない笑顔で
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※時間軸はナルトが4代目と出会ってマダラのこととか話したとこあたり

※ミナトの独白的な

※ミナクシ…なのか?










ナルトと再会を果たした時、息子に妻の面影を見た。




ナルトが泣き虫だとしたら、そこは俺に似たせいだろう。

「火影になっても泣き虫は治らないのね」と彼女に抱きしめられたのはまだナルトもいない頃。

友人達も認めるほど、俺は泣き虫だった。

そんな俺が火影になれたのも、火影になって里を支えていけたのも、彼女や友人達がいてくれたからに他ならない。

俺はそんな彼女や友人達を誇りに思っている。




そして、ナルトの笑顔を見て彼女が―クシナの笑顔が見えた。

きっとナルト、お前のその明るくて周りを幸せにしてくれるような笑顔は、クシナに似たんだね。


赤い髪のおてんば娘。

クシナも明るく笑う笑顔が一番似合っていた。

赤い髪が周りを一層明るくしてくれる。

それはさながら太陽のように眩しくて。



元気を分けてくれるような笑顔。

俺を幸せにしてくれる、笑顔。




そんな君に出会えて、そして息子に出会えて、俺は幸せだよ。




ナルトを通してクシナを見る。
END 2011/9/5

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