チャチャがどんな猫だったのかを書いてみようと思います。
血液型は多分O型。
おっとりしててマイペース。
そのくせ、やる時はやる。
9万円の猫様屋敷にいた時は
外出自由だったので毎日、姉妹で出かけていました。
しかし、隣の家は野良ちゃん屋敷。
そこのボス猫が何とも迫力のあるブサカワ君。
妹のチッチは弱虫でボス猫の声が聞こえただけで逃げ帰って来るのに
チャチャは負けずに睨み合って一歩も引かなかった。
時には名誉の負傷を負ってくるときも。
あの頃は怪我してよく動物病院に通ってました。
次の住まいはペット可でしたが室内での飼育が条件だった為
外へは出られなくなってしました。
軟禁状態の生活を強いてしまい申し訳なく感じていましたが
そんな生活でも彼女はハンターだったのです。
ある春の日、隣の部屋から羽音が。
見るとチャチャの口にはスズメが!!
嫌〜!!!!!
どっから捕って来たの?
翌日からチャチャを見ているとベランダの桟に登って
巣立ったばかりの飛行技術の未熟のコスズメを狙っています。
はぁ、あなたは、状況に文句を言うのじゃなくその中で出来ることをするのね。
素晴らしい、見習わせて頂きます。
と、頭が下がりました。
(可哀想なすずめは看病の甲斐なく
亡くなってしまい近くの野原に埋葬しました)
そんな反面、とても甘えん坊で私が家に居るとずっと、そばに居るのです。
茶の間に居ればソファの隣に。
昼寝をしようとベッドに行くとすぐに喉を鳴らして上がってくる。
お腹を撫でるとゴロゴロが最高潮になっていくのですがそうなると
額を私の頬に押し付けるんです。
その可愛さは、猫とお暮らしの方ならわかって頂けますよね。
どんなに嫌な気持ちでもチャチャがそうしてくれると開放されました。
彼女は魔法使いだったのです。


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