延王×陽子

□艶焔
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しかし、その本人はその事に気付かないのか、着飾る事すらしない。


――この娘は何になら執着するのか。


王という
地位も、名誉も、最高権力も。

全てを手に入れたというのに、それを振りかざすどころか、
態度が改まった友人に゛差別するな″と言い放ったと言う。


その心が有る限り、助けてくれるに違いない。

彼女のために。
彼女の仲間が。
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