その他×陽子

□熊将軍
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かんたい。


実は熊。




(『実は』じゃなくてどちらも私ですよ)



その、かんたい。


不覚にも、矢に倒れる。




「かんたい!」


「主…主上。くっ…やられました…毒矢か」


「かんたいっ!死ぬなっ」


「もっとお役に立ちたかった…」


「そうか、では死ぬ時は熊で死んでくれ!」


「御意……」


ん?熊?




喰う気だ!!




「左手は無事かっ!?」


熊鍋!!
左腕は美味いから…


グツグツ グツグツ
かんたいの死は無駄にしないよ…
(熊鍋を皆で囲む所を想像中)


……………っ!!

このまま
死ねんっ!!
ギラリ


「おぉ!?かんたいっ!復活した!」


「このかんたい。最期まで主上にお供いたします」
がふっ





こうしてかんたいは
無事生き延びる事ができたとさ。





END



景王赤子の横には
最期まで半獣の禁軍左将軍の姿があったのは有名な話。







かんたい誤解だぞ。
せめて毛皮にしようと…



同じです!!




 

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