黄昏の空

□幸せを願いながら
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「これで楽俊も官吏か、おめでとう」

大学を卒業して慶の試験に合格した。

目の前の王は鮮やかに笑う。
自分の事の様に喜んでいる姿を見て、
自分もまたうれしくなる。

「うん、ありがとうな」

ポリポリと頭をかいて礼を言えば
思いのほか位声が返ってきた。

「楽俊、一つ約束してほしいんだ」
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