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□2Aの受難
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こんちは、並中2年A組の湯浅雪菜といいます。


私、今・・・





「・・・落ちるぅぅぅぅーーーー・・・あれ?」




上空500メートルくらいの空中にいます。


あれ、オカシイな?
空中にいるのに何故落ちない。

いや、落ちたくないけども。




「ぎゃぁぁーーーー・・・ってあれ?」
「・・・莉奈?」
「雪菜じゃん」
「なんでこんなとこに?」
「いやこっちが聞きたい」


ひゅ。



「・・・は?」
「あれ?」



ひゅひゅ。


「ちょ、落ち・・・ん?」
「・・・遂に生身の飛行実現?」






わらわらわらわら。



あれよあれよというまにクラス全員何故か空中。


ってか、何故落ちない。
さっきも言ったけど。








ドォオオオン!!!



『『!!?(ビクッ』』



音源に目を向けると、煙りが。


ちょ、火事!?
つか動けない!?



「ね、ねぇ・・・」
「何!?」
「あれ・・・」



友人の指す先を見たら。
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