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□3回目の中忍試験
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「なぁ、どうしたんだあいつら?」
「さぁ・・・」



全然動かない二人に、観客が野次を飛ばしはじめた。



「おーい!なんで始めねーんだよ!」
「早くやれよー!」



ギャースカギャースカ騒ぐ観衆に、ようやくナルトが気付いた。



「やべ、考え込んでた・・・っうし!」


パン、と両手で頬を叩くと、一応構えている相手に殴り込み。


ナルトの動きに体が追いつかなかったのか、クナイを投げて応戦するものの全く当たらず。

それならと、逃げながら水遁系の技を連発するが、全部避けられた。

今度は影分身使われて何がなんだかわからず、ついに。
どごぉっ!と拳がほっぺにめり込んだ。






「あー・・・起きてるか?」


シカマルが呼び掛けるが、反応なし。




というわけで。






「勝者うずまきナルトー」

「おっしゃあ!!」
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