稲妻

□ノックアウト
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今日も練習が終わりグラウンドで皆が片付けを始めた頃

私は今日分の記録を監督に提出しようと、円堂と風丸の輪から離れた

だか自分の手元に記録が足りないのに気付いた

すぐそこにいた豪炎寺に
「ね、記録知らない?」
「あぁ、あれならー、あそこだ」

彼が指を指したのは綱海に弄られながら何か必死に書いてるたちむだった。

「ありがと、」

心にもない言葉を吐き、ドヤ顔な踵を返す。

「たちむー」
「ひぇ!?」
「なんだよー見せてくれよ立向居ー」

「なーに隠してんの。」
「隠してないですよぉ…」

「だけどなぁソレ必要なんだよねー」

「これはぁっ!円……あぁっ」

「「ふーん、円堂かぁ」」

「ふぇっひっく」
「なっなくなよ!」
「ごめんね、これ貰うよ」

ノックアウト
か、可愛い!!!

おい記録…

ああっ!!


立向居可愛いよ…

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