恋歌の準備をしよう
□Kiss.12
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樺地くんの目的は、この羊くんのはず。
「この羊くん?」
「ウスッ。」
「ちょうどよかったぁ。この羊くんのおかげで、私動けないんだよね。」
「ウスッ、失礼します。」
そう言って樺地くんが羊くんを抱き上げると
「いだだー!!!」
「ビクッ煤v
あ、ごめん樺地くん。
驚かせてしまったね…
羊くんが、腰から手を外してくれなくて、樺地くんが抱き上げると私の腰まで引っ張られた。
痛い、今ので腰が痛い…
おばあちゃんになった気分(泣
「………」
「………」
樺地くんと顔を見合わせ、あはは(苦笑)ってな空気になってしまった(樺地くん笑ってないけどさ)
でも、どうするよ…
すると、樺地くんは
「すみません。」
「え?…うぎゃあ!?」
樺地くんは、羊くんと私の両方を抱き上げた。