私と不思議とアイツらと

□弐‡
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こんちわ

彩沙です


今極楽堂って所に向かって

歩いています

自分ん家から遠くなると

行くのがめんどくさいなあ


というわけで

極楽堂は極楽よりも

地獄寄りだと思うんだ

↑何気AUTB

彩沙は滑りの悪い

引き戸を開けた

『こんにちは…』

お「いらっしゃい」

驚く程しわがれている声が

返ってきた

『育ての親の柳葉津萎禍から挨拶に行くよう言われて来ましたっス』

小三の頃産みの親から離れ

津萎禍に育ててもらっている

津萎禍は見た目小六だけど

中身は大人だ

『舞崎彩沙っs』

自分の名前言っていたら

奥の部屋から

あの三人が顔を出した

て「おやじぃこれの続き何処?」

リ「いも飴無くなったから頂戴!」

椎「おやじ客でも来たのか?」

『あ、三人悪だ』

「「「彩沙じゃん」」」

リ「会わなくちゃいけない人には会ったの?」

『今会ってる所だよ』

三人は一斉に意外そうな顔をした

リ「おやじに会いに来たの?」

て「珍しいこともあるもんだな」

椎「そうだね」

口々に感想を言い出した

お「まったくお前ら少しは静かにせんか話が進まんだろ」

全くその通りだ

お「ところであやつは何時此方にくるんだ?」

伝言を預かってるから

そのまま言う

『その内来るからくたばんなよ阿呆ジジィって言ってたっス』

お「まだくたばるわけなかろうてヒヒヒヒヒ」

何か…

ああ言って何百年も生きてそう

おやじさん?の後ろにいる

三人の顔が青ざめている

お「ところで彩沙」

どいつもこいつも呼び捨てかよ

もう気にしないや

お「わしにもタメ語使ってもいいぞ」

『…マジか』

おやじ配慮ありがとう

↑既にタメ(はやっ



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