Welcome!
□Birthday
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ガチャ。
「あぁ?なんだ?この部屋…やけに暗いぞ?」
カチッ…
「ぬわっ!!まっ眩しい!!」
パーン!!パーン!!
『イェッフー☆お誕生おめでとう跡部!!』
「あぁ?誕生日だと?ふざけてんのか?俺様の誕生日はとっくに過ぎてるんだよっ!!」
『いやいや、いいじゃないですか☆誕生日を何回祝っても☆』
「いいわけねーだろ!!誕生日は一年に一回だから価値があるんだよ。そぅだろ?なぁ樺地。」
樺「ウス…」
『(゜Д゜;)!?!?いつの間にいたの!?』
樺「ウス。」
「俺がノコノコ一人でこんな怪しい部屋来るわけねーだろが。」
『せっかくうちが作った部屋なのにぃ…;;』
「それはさておき…こんな中途半端な日にちに誕生日とは…お前、俺様の誕生日、忘れてたな…?」
『( ̄□ ̄;)!?!?(バレた!?)……んなわけないじゃないですかぁ〜w;;そんなそんな滅相もない;;』
「ほーぅ。額から変な汗出てるぞ。」
『ぃぃぃ…いや!!こここれは私暑がりなもので!!!いやぁ!!今日は暑いなぁ!!(必死)』
「アホか。もぅ秋だぜ?こんな冷えきった部屋が暑いわけないだろうが。あぁ?」
『ヘークシュン!!('覗;)ガチガチ……そぅいや寒い…!!』
「諦めろ。俺の眼力からは逃れられないぜ?全てお見通しだ。」
『…恐るべし!!インサイト!!』
『俺の誕生日を忘れるとは…いい度胸だな。あぁ?』
「ひっ…ひぃぃぃ;;お許し下さい跡部様っ!!実習やら就活やら忙しかったんですぅ!!(←リアル)」
『どんな理由であれ、覚悟はできてるんだろうな…』
「お許しをぉぉ;;」
『おい樺地。電話だ。』
樺「ウス。」
『ままままさか!!けけけ警察!?ウソでしょ!?いくらなんでも警察は…!!』
「んなわけねーだろが。CD会社に連絡だ。」
『…何故にCD会社…??』
「お前の好きなG〇AYのCD発売延期にしてやるぜ。」
「ひぃぃぃぃぃっ!!やぁぁぁめぇぇてぇぇぇ!!(撃沈)」
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