〜愛讃歌〜「殺生丸と伽羅」

□抱擁
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殺生丸は 伽羅を 抱っこしながら 襖を開け 部屋に入った

伽羅はべったりと 殺生丸に 寄り添い

殺生丸も 伽羅の腰に 手を回し 引き寄せていた

先程は 家来の邪魔が入り 伽羅を抱き損ね 機嫌が悪い

部屋には 邪見が 支度をした 酒が 置かれていた

「‥伽羅 飲むか?」

殺生丸は 伽羅に 盃を渡し 酌をした

グイッと 飲み干す その姿は 妙に 色ぽい

伽羅も 殺生丸に 盃を渡し 酌をし グイッと 飲み干した

殺生丸は 一口酒を含み 口移しで 伽羅に 与えた

殺生丸の舌が 力強く絡み 伽羅も その動きに 応じている

「‥殺生丸‥お願い‥‥抱いて‥‥欲しい‥」

伽羅は 今まで 口に出した事がない言葉を 恥ずかしげに

殺生丸の耳元で 囁いてしまった

殺生丸は 戦のため 半月も 伽羅を愛し 抱いていない

「‥伽羅‥先程の続きだ‥今宵‥お前を‥寝かさぬ‥覚悟しておけ‥」

そんな殺生丸の言葉に 伽羅は 赤面してしまう

口付けを交わしながら 伽羅を抱き上げ 寝室に‥

ベッドの上には 殺生丸が 特注で作らせた フカフカ布団に 寝かせられ 

熱い口付けが 何度も 繰り返される

「‥‥伽羅‥‥」

「‥‥あっっん‥‥殺生‥‥丸‥‥」

殺生丸の背に 手を回している 伽羅の指先が 微妙に力が入り

熱い吐息が洩れ  殺生丸の官能を 擽る

「‥心地よいか?」

「‥うぅぅん‥」

殺生丸の舌が 伽羅の舌に 熱く激しく絡み付きながら

殺生丸は 伽羅の着物の腰紐を 解いた

半月ぶりに見る 伽羅の身体は

熱をおび 淡いピンク色に染まっていた

殺生丸は右手で 伽羅の豊かな 胸の膨らみを 愛しげに 愛し

伽羅の 熱い吐息は 快楽の喘ぎに変わった

「‥あぁっん‥うぅん‥」

半月ぶりに 殺生丸から 触れられる 肌の感触に 溜まらない 快感を感じる

激しい口付けも 徐々に うなじや首筋に 移り

愛される 伽羅の身体は 燃え上がり 甘い喘ぎと共に 乱れていく

久しぶりに聞く 伽羅の喘ぎ声に 殺生丸はご満悦する

もっと 感じさせ 淫らに喘ぐ声が聞きたい‥

念入りに ゆっくりと 伽羅の身体を 舌と指先を使い 優しく 愛していく

優しい舌使いに 伽羅の身体は 快感に溢れ 華芯も熱くなり始め

殺生丸は 伽羅が最も弱い 感じてしまう 乳房を 一気に 攻めてきた

優しく 揉み上げ 指先で 乳房を挟み 吸いながら 舌先で転がした

「‥あぁぁっん‥殺生‥丸‥‥あぁぁん‥いぃ‥‥」

布団を握りしめ 喘ぎ 伽羅の身体が 反り返る

「‥感じるか‥」

「‥うぅん‥いぃ‥」

華芯も濡れ 溢れ 殺生丸の芯を欲しがっていた‥
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