〜「情愛華」〜

□「〜華 開く時〜」
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殺生丸は伽羅の唇から 零れ落ちた酒を

輪にそり 綺麗に舐め上げながら 拭き取り去られ

唇を重ね合わせ 滑らかな舌が 

ゆっくりと 伽羅の口の中へ 入っていく・・・

ねっとりとして 優しい動きで 伽羅の舌を刺激し

吸い付くような 舌の絡み合いが 翻弄させる・・・

伽羅の甘い吐息が 洩れ始め

時折 熱く 激しく 唸る 舌の動きが 互いを 官能させた

「・・・もっと・・・欲しい・・・」 おねだりする伽羅を

殺生丸は抱きかかえ 床のフカフカ布団に 寝かせた

「・・・伽羅・・・目を開けろ・・・」

虚ろな瞳で 殺生丸を見つめる伽羅は

ほろ酔い加減で ほんのり顔が赤い

「・・・何が欲しい?・・・」

優しい瞳をした殺生丸に

見つめられて 吸い込まれていく・・・

殺生丸の背に 手を回している伽羅は

「・・・熱い・・・口・・・付けが・・・欲しいの・・・」

耳元で 甘い声を出して 囁いた

「・・・フッ・・・」と

笑みを浮かべた 殺生丸は

より一層に 激しさを増した 口付けで 落としていく・・・

舌と舌が絡み合う 卑猥な音色・・・

甘い吐息から 快楽の声に 変わっていった

殺生丸は 舌先を器用に操り 

首元や首筋に移しながら 伽羅の衣腰紐を解き

殺生丸も己自身で 衣腰紐を解いた

筋肉質で弾力性があり 無駄なぜい肉がなく
胸板が厚い・・・

互いの裸と裸が密着し

行灯の灯りが 魅惑する別世界を 移し照らした

殺生丸は しなやかな指先で 伽羅の全身をなぞりながら 滑らかな舌先を使い

頭の先から 足の爪の先まで

隅々まで 舐め尽くし

最も心地よい所を 探っていった

吸い付く 舌触りの心地よさを感じた 伽羅は

「・・・あぁ〜ぁ〜ん・・・」

身体が反応し 快楽の声を上げた

殺生丸の背に回していた指先にも 力が入り

豊かな膨らみも しなやかな手の平で 優しく包み込まれ

房も 念入りに 舐め上げられ

口先で吸いながら 舌で転がされた

伽羅の全身に 逃れられない 快楽が走る・・・

「・・・あぁ〜ん〜いぃ〜うぅ〜ん・・・あぁ〜あ〜ん・・・」

快楽の声が 喘ぎにかわり 身体がよじり 反り返った

「・・・心地よいか?・・・」

「・・・うぅ〜ん・・・い〜ぃ・・・あぁ〜ん・・」

喘ぐ声が止まらない・・・

殺生丸は膨らみを 一気に攻めてきた

「・・・あぁ〜ぁん〜殺・・・生・・・丸〜いぃ〜あぁ〜ん・・・」

伽羅は淫らに乱れ

「・・・もっと・・・触って・・・もっと・・・触れて・・・」

殺生丸の愛の使いによって 

魅惑する 快楽の世界へと 堕ちていった
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