とある魔術の夢小説
□デート?
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現在の時刻は午前10時20分、約束の時刻の10分前である。当麻はきっちりと約束の時間を守っていた。
当麻「まだ10分くらいは余裕があるな…」
と、当麻は携帯の時間を見て呟いた。ちなみに美琴はというと、まだ待ち合わせ場所の自販機には着いていなかった。
当麻「御坂は…まだ来てないみたいだな?」
当麻は辺りを見回して美琴がいない事を確認して言った。
すると、向こうの方から走って来る美琴の姿が見えた。
美琴「ごめ〜ん!待った?」
と、美琴は当麻に近づくと上目使いで尋ねた。
当麻「いや、俺も今きたところだぜ!」
美琴「そうなんだ…ありがとね///」
と、美琴は少し頬を染めて当麻に言った。
当麻「ん?…なにがだ?」
当麻は意味がわからず首を傾げて言った。
美琴「約束…覚えてくれてて///」
美琴は少し恥ずかしそうにうつむきながら言った。
当麻「当たり前だろ?ちゃんと約束したんだし…それより御坂、今日は珍しく私服なんだな。」
当麻は美琴の服を見て言った。
美琴「う、うん…///今日は休日だし、たまには普通の服も着たいなぁと思って…変、かな?」
美琴は期待と緊張が入り交じったような顔で尋ねた。
当麻「いや、ぜんぜん変じゃないぜ!むしろ可愛いくてびっくりした!」
美琴「そ…そうかな?えへへ、ありがとう…///(初春さんナイスだわ!)」
当麻「(なんかいつもの御坂と違うな…私服だからっていうのもあるけど、なんかいつもの御坂より表情が柔らかい気がする…///)」
当麻はこの時、不覚にも美琴にみとれていた。