とある読者のリクエスト
□平穏に潜む戦い
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三人は近くにある大型デパートに来ていた。
当麻「よし!夢人どっか見たいところあるか?」
夢人「うーん、3階のお…」
夢人が何か言い掛けようとした時、アナウンスが流れた。
アナウンス「今から30分間一階食料品売り場にてタイムセールを実施致します。卵、牛乳などがお安くなっておりますのでお求めの方はお急ぎください。」
当麻「卵や牛乳が安いですと!これは逃す手はねぇぜ!スマン夢人、美琴と先行っててくれ!」
と、当麻は猛ダッシュで消えていった。
夢人「…お母さん、お父さん行っちゃったよ?」
美琴「あれはもう、お父さんの癖みたいなものよ」
美琴「じゃあ先、行きましょうか?」
夢人「うん!!」
美琴と夢人は手を繋いで上の階に上がって行った。
「あれが上条美琴…上条勢力の一人にして上条当麻の妻か…」
1人の男が美琴を見て呟いた。
美琴「何が見たいの?」
と、美琴は夢人に聞いた。
夢人「えーと、…おもちゃ売り場に…いきたいな…///」
美琴「(あらあら、照れちゃってかわいいわね…)」
美琴「じゃあ、行こっか!」
夢人「うん!!」
2人はおもちゃ売り場に向かった。
夢人「わぁ、すごい!」
美琴「何か欲しい物ある?買ってあげるわよ?」
夢人「うーんうん、大丈夫!見てるだけで楽しいから!」
美琴「(こういう所は当麻に似て贅沢しないのね…)」
美琴「そろそろお父さんと合流しよっか?」
夢人「うん!!」
2人がおもちゃ売り場を後にしようとした時、美琴は周りの異変に気づいた。
美琴「(周りの人がいない?)」
そう、さっきまでいた人達が一人残らずいなくなっていたのである。
「上条美琴だな?」
と、一人の男がいきなり目の前に現れた。