作品♪

□G
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「総帥…重要な話とは何でしょうか?」
緊迫した空気の中…静かに総帥の口が開いて…
「うむ、実は…」
この後の言葉に俺達は恐怖の悲鳴をあげることになった。なんでかって?
総帥はこの後こう言ったんだ。
「用具室にGが出た」
しばらく沈黙が流れた後…俺達は帝国学園に響き渡るくらいの悲鳴をあげた。


俺達、最強帝国サッカー部を恐怖のどん底に陥れたG…。それを退治すべく帝国サッカー部は立ち上がる。そして総帥からある作戦を実行するよう命じられた。その名も
『G退治しちゃおう♪』
最後に♪がついているが、♪がつくほどこれは楽しくなんかない。
俺達はしぶしぶ用具室へ行った。
「はー…やだなーG−」
「まったくだ」
「たく、Gとかふざけんなし」
ところで…この小説を見ている人に念のため聞いておくが、Gは知ってるよな?
そう…ゴキブリだ。
こんな愚問聞くなんて頭おかしいだろ?って思ったかもしれないが…実はGどころかゴキブリも知らないというつわものがいた。
「せんぱ〜い」
「ん?」
そう…成神だ。
「Gってなんですか?おいしんですか?」
シ〜ン… 実際、シ〜ンって文字は出てこないが…出てきそうなぐらいの静けさだった…。
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