忍たま

□好き好き大好き
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「はっちゃ〜ん」



「ん?どうしたんだへいすブッ!!」

ベチャッ

「おはよう♪」
「・・・・・・・・・・・・・」

ポタポタ・・・

目の前には嬉しそうな笑顔の兵助。

俺もなのだが、顔を洗った帰りなのか、その姿は寝間着のまま。

そして

「?どうしたのはっちゃん??」

「〜っ、お、お前な・・・いつもいつも会うたびに・・・」

俺の顔には

「なんで豆腐ぶつけてくるんだよ!!」

兵助に投げられた、豆腐の残骸が・・・

「え?だって、俺豆腐もはっちゃんも大好きだから、二つを一緒にすれば美味しいでしょ??」

「いや、俺に聞かれても・・・・」


いつも淡々とした顔で恥ずかしい言葉を言ってくる。



事の始まりは二年前、俺らが三年生の頃。

学園長のおつかいで俺と雷蔵と三郎の三人は三日間くらい学園を離れていた。

そして、学園長への報告を終え、三人で縁側を歩いていると・・・

「はっちゃーーーん!!」

「おほ〜、へいブッ」

まさにデジャブ。

満面の笑顔の兵助が、振り返った俺の顔面に豆腐を投げつけてきた。

そのまま俺に抱きつき

「はっちゃんお帰りー。ハァハァはっちゃんの香りハァハァ」

正直、コワイ・・・
現在進行形で。

「久々知兵助、ついに壊れたか・・・」
「アハハ、ハチ、お疲れ様」

おい、そこの双忍。
お願いだから助けろ。

まぁ、あの日から兵助の行動はエスカレートしていった。

最初の頃はまだ良かった。

あの頃は数日会わなかったら投げる、だったのに、今では日課の挨拶が豆腐だ。

「はっちゃんはっちゃんvV」

「・・・・・・・・・はぁ」

もう、惚れた弱みって、ヒドイよなぁ〜・・・



兵助、好きなのはお前だけじゃなんだからな・・・?


「はっちゃん、俺のこと好き?」
「〜っ!!大好きだよバカっ!!///」



好き好き、大好き

一方通行じゃないよ

好き好き大好き・・・・・






愛してる














オマケ

「あーあ、またやってるよ・・・」
「ハチはハチで喜んでるからな」
「ふぅ・・・・なんだか娘を嫁に出す父親の気分」
「らいぞ〜、私達もイチャイチャしよ?」
「・・・・・・・・・・・」
「ゴメンナサイ」
「良いよ」
「へ?!」
「おいで」
「〜っ!!らいぞ〜!!」


『見せつけちゃってさ、僕だって妬いちゃうよ・・・・まぁ、この頃三郎にかまってなかったし、ちょうどいっか』








あとがき
処女小説・・・
まとまりが無くてなんだか辛いwww

此処まで見ていただきありがとうございました〜




 

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