02/15の日記

23:22
ピアノ協奏曲のあのお二人【番外編】
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「って、ことで」
「なんだよ?一体、コレは何?」
「まぁ、落ち着けって。楓。」
「落ち着けるわけないでしょ。」
「落ち着こう、落ち着こう。どーどー」
「私は、馬じゃねーっつーの!」

楓と奏多は、いきなり知らない場所へ飛ばされた!

『説明しようか。』
「誰だよ!」
「だから、落ち着けってば……」
『私は、お前たちの生みの親だ』
「「はぁ?」」
『いわゆる、作者だよ』
「言い方、ウゼェ」
「楓、それには俺も同感だ。」
『そんな口聞いていいのか?私は、お前たちの未来を決めることができるのだぞ。』
「なっ…!」
「脅しのつもりか!」
『ははは。脅しのつもりだよ。』
「なんて汚い手!」
「未来なんて、俺たちが決める!お前なんぞに決められるは、まっぴらごめんだ。」
『それが!困るんだ!よ!お前らが、作者である私の意思を無視してドンドン先に行って暴走するから!しかも、その速さが尋常じゃない!新幹線通り越してリニアだよ!リニア!速ぇんだよ!バーカバーカ!』
「……なんていう、精神年齢の低い作者だ。」
「……私たち、こんなやつに生み出されたってこと!?ふざけんじゃないわよ!」
『残念ながら、事実だ。そして、お前たちの運命も決まっている。爆発しろ!リア充!』
「「はぁぁぁ?」」
『お前たちは、いずれ結婚する運命だ!』
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!???」」
『そして、名乗る姓をどちらにするかで、大いにもめる運命なのだ。なんたって、お前らは…going my wayなカップルだからな!』
「な!」
「なんて私が、このクソ野郎と!?」
『そういう運命なのだ。そして、言っておく。』
「何よ。」
「何だよ。」
『奏多、お前は……同居してもまだキスの一つできないっていうへたれ設定になってるからな!』
「な、な、なんてこと!」
「……ありうる…この口だけ野郎。」
「お前なぁ!」
「なんだと!」
「この口、いっぺんふさいだろか!」
「やれるモンなら!やってみろってんだ!ヘンッ!」
「なにをー!」
「なにがー!」

どんちゃん騒ぎ。
いつもの流れ。


オチなどない。
この二人が脳内で勝手なことばかりするモンだから……お仕置きのつもりで…やってみたが…私が痛い子になってることに、今気がついた(笑)

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