リボーン

□『雲雀?』
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母さん達がイタリアに帰った次の日、身体測定がある日だった事を忘れ学校に行った。

途中迄来たが引き返しましょう。


『やらかしましたね…。』

綱「おはよう!黒騎馬君。」

隼人「おっ!おはよ、黒鬼!」

ガバッ!

抱きついて来る隼人君。

武「黒騎馬から離れるのな、獄寺。」


えー、只今両腕を二人に引っ張られています。

一休さんで例えるとアレですよ。
我が子の事を思い手を退くという……



赤裏「おーい!黒鬼、置いて行くなよ!」


『……あれ?』


置いて?
居たのですか?
並森の制服着て?
カバン持って?
イタリアに行ったのでは?
無表情で赤裏を眺めて居た僕に赤裏が前から抱きついて来た。

取り敢えず分かった事は…


悪化した……!



赤裏「ボスがさ黒鬼に虫が付かない様にしろってさ。
それに黒鬼は俺のだから。」




更に抱きついて来る。


暑いです。


赤裏「このまま家に帰ってベッドにダイビングしない?」


『家に帰るのは賛成です。』


赤裏「そんなに俺なんかと!さぁ、帰ったらN…「(隼人)スモンキーボム!」


ボン!ボッ!

綱「ごっ、獄寺君!」


武「大丈夫なのな?黒騎馬。」

『はい…まぁ。』


赤裏は爆破されました、ぐじゃぐじゃですね。



隼人「幾ら十代目でもこればかりは!」


赤裏「痛い…。」


綱「ひぃっ!」

武「わっ!」


隼人「何っ!?」


内臓が滴りながら煙から出て来る赤裏。


『頭は?』

赤裏「心配してくれて有り難う。
大丈夫だよ。」


又もや抱きついて来る赤裏。

内臓、脳、眼球等が自分の首、腹や足にくっついて来る。

気持ち悪くなんかないですよ。

俺の体にだって有る臓器ですから。

徐々に赤裏の体に戻っていき血どころか傷さえも無い。


隼人「何なんだよ!!てめえ!」

赤裏「…黒鬼と同じく孤児院で短かったけどお世話になった血潮赤裏。
生まれ付きの体質、仲良くしてね。」


隼人「孤児だと!?」

綱「黒騎馬君と同じ…。」

武「そうだったのな…。」


リボ「何辛気クセぇ事言ってんだ。」

『あっ…。』

赤裏「?……赤ん坊?」

隼人「リボーンさん!」

綱「リッ…リボーン!!」

武「よぉ、赤ん坊!」


リボ「チャオッす。
おい駄目綱、仲良くしてねって言ってんだ。
仲良くしてやれ。」


綱「ええぇぇ!」

リボ「俺は駄目綱の家庭教師、リボーンだ。
宜しく頼むぞ。」


赤裏「俺なんかと友達になってくれるなんて嬉しいなぁ。
こちらこそ宜しくお願いしM…ドゴッ!!グハッ!!」


『あー、……道に血がー…。』



綱「そっちぃぃいいぃ!?



「何僕の前で群れてるの?」




雲の守護者





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