リボーン
□『第4勢力…』
1ページ/8ページ
『ん…寒……。』
リボ「だったら起きるんだぞ。」
『…幻覚?ODし過ぎた所為でしょうか…。』
窓は開いており冷気が流れ込んで居た。
リボーンは黒鬼の額に銃口を向け、言う。
リボ「死のうとしたのか?それとも只の薬物中毒でか?」
『DES.』
リボ「……何がお前を此処迄歪ませた?」
『君は何故此処に居るんです?』
リボ「……他人何かじゃねぇぞ。」
『読心術止めて下さい。』
バン!!
後ろのドアが思いっ切り開く。
ディー「おーいリボーン、こっちは全然起き無ぇから担いで来たぜ!」
赤裏「グー…フガッ…スー…スー…」
『……目的は?』
スー…と分からない位の溜息をつき、リボーンの目線を合わせた黒鬼は問う。
リボ「…目的か…。」
ニヒルに笑うリボーンは黒鬼の額から銃口を離し、続ける。
リボ「雪合戦するぞ。」
『……はい?』
リボ「雪合戦するぞ。」
ディ「まんまだよ、黒鬼。」
リボ「今日の朝9時から並盛中学校でするんだぞ、赤裏は預かっておくから来いよ。」
ディ「寝込みを襲わないでやってるんだから、絶っ対来いよ!」
笑顔でディーノがそう言うと、赤裏を担いだまま下の階へ行き玄関を出た。
リボ「…黒鬼、へなちょこディーノは言わなかったがこの部屋に少なからず鉄の匂い…いや、血の匂いがするぞ。」
『……。』
リボ「まぁ良い、ちゃんと並盛に来いよ。」
『分かりました。』
リボ「良い返事だな、又な。」