リボーン

□『幻覚?』 2
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血潮「黒鬼!


ガバッ


『?……誰ですか?』


スク「う゛ぉぉい…誰だった…誰だてめぇ!!?」

赤裏「!?……まさか…まさか!?」

スク「黒鬼から離れろぉ!!」

ジャキン!
スクアーロさんが赤裏に刀を振り回す。

赤裏は避けるが家の中に入って来る。
しかも俺を抱き抱えながら…

スク「そいつを離しやがれぇえ!!
刀を振り回しながら追いかけて来るスクアーロさん。
自分なんかの事でこんなに一所懸命になってくれるなんて嬉しいなぁ。

血潮「何だ?あの銀髪!?」
『お世話になってる人です。』

バン!!


ザンザス「?」

『…ボス孤児院で一緒だった子です。』

血潮「あっ、初めまして。血潮赤裏です。」

ザン「ザンザスだ…。
そいつを離せ。」

血潮「嫌だ…グハッ!!

後ろからベル君が飛び蹴りするのが見えた。

『痛っ…。』
勿論自分は赤裏君から解放されたが床に頭を打つ。

赤裏君は壁にぶつかる。

『あー……壁が…。』

スク「壁の心配かぁ!?

血潮「痛い…な…。」

グググッ……

『歯…欠けましたね…。』
血潮「そう、直さなくちゃ。」

ズズ……

ザン「!?」

ベル「ありゃ?」

スク「歯が生えてきただぁ!?」

血潮「ん?気持ち悪い?」
『……全然。』

ザン「どうなってる?」

血潮「生まれつき。ねぇ?」

『ねぇ。』

ベル「幾らケガしても平気な訳?」

血潮「平気な訳。」

ザン「……スカウトする。」
血潮「スカウト?」

マー「ムッ…、本気かい?ボス。」

ザン「あぁ。」

『おめでとう。』

血潮「有り難う。」

ルッス「……単純ね…。」
マー「軽くないかい?」

血潮「折角誘ってくれたんだ。断る訳無いよ。」

『ですよね。』

スク「二人共に変わってやがる。」

ルッス「そうね…。」





変わった二人
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