リボーン

□『笹川…京平』
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道場破り

どうやら道場破りを退治して欲しいようだ。

本当、沢田綱吉君といると色々ありましね。

赤ん坊のリボーン君に銃向けられるし

雲雀君には好き放題言われるし

ハルちゃんは可愛いし

ランボ君には泣きつかれるし

イーピンちゃんが爆発するし











沢山の人間を見てきた



『これが思い出なのかな…?』


人間は思い出を大切にするのと切り捨てる人間、どうでも良い人間が居る。

俺達みたいに思い出がよく分からない人間?も居る。

母さん…ヴァリアーの皆…

僕なんかに感情を教えてくれて感謝します、謝ります。

幾ら感情を教えてくれても未だ良く分からない、どうやったら理解出来ますか?

ぼけっとしてたら笹川了平氏に腕を引っ張られながら道場迄連れて行かれました。

パオパオ師匠もとい、リボーンと共に…







並森道場


了平「さぁ…いつでもこんか!!道場破り!!」

気合いの入って居る笹川に対し沢田綱吉は意気消沈して居る。



『ユニフォーム似合ってますよ。』

沢田「有り難う(最悪だぁ、京子ちゃんのお兄さんじゃなきゃ絶対断るのに)…。」


『ちょっと喉乾いたので飲み物買って来ます。』

沢田「う、うん。行ってらっしゃい(気楽で良いなぁ)……。」



ガララと戸口を出て閉める。

道場破り何て今時古く無いか?
暇人なんでしょうね、羨ましい。

後少しで3時になる、おやつの時間か…母さんのおやつが食べたいなぁー。
食べる意味は未だに分からないけど…


小銭をさいふから出してゼンザイを買う、季節なんてしらないよ。

ランボ「待つんだもんねー!」

『?』

聞き慣れた声が聞こえ振り向く、とランボ君が飴を髪に付けたまま走って居た。

その先を見て見るとイーピンちゃんらしき姿が走って行くのを確認出来る。

その先に行くと確か並森道場が有るのだが…

『偶然か、否…人間離れな子逹だし…しかしあの子逹は未だ子供だし…』

考えるが分からない
取り敢えず追いかけてみるか…


『案ずるより生むが易し。』

ですからね。
おしるこを握ったまま歩いて行ってみる事にする。















ランボ「アメ〜〜〜!」

ランボ君が泣いて居て…

了平「神妙にせんかー!勝負あったぞ!!」

笹川了平君にイーピンちゃんが捕まえられて居た。

『……女の子、虐めない。』


イーピンを黒鬼は笹川了平から奪う。

笹川「何!?」

イーピンちゃんが嫌がっている?
だから奪った。

女の子虐めるのは駄目。

笹川「見たか!ボクシングは最強の拳法なのだ!」

綱吉「拳法だっけ…?」

イーピン「〜〜〜!」


黒鬼の腕の中でイーピンは悔しそうに笹川了平を睨む。



ドガーン



笹川「のぁ!」

『…ーっ!』

綱吉「今のってもしかして〜!!」


黒鬼も巻き添えを喰らい、煙は晴れていく。


ランボ「やれやれ、フロ掃除の最中に…」

綱吉「やっぱり十年バズーカ〜〜!!」

子供のランボは居らず大人ランボが煙からフロ用のブラシを持って現れた。

イーピン「あり…?」

笹川「!?」

イーピン「コタツと参考書どこいったんかなー?」 

大人のイーピンが煙から現れた、眼鏡を掛けて鉛筆を手にしている。

綱吉「イーピンまで!!…ーなっ!!」

そしてもう一人…



『ここは……』

十年後の黒鬼が居た。

未来のヴァリアー特攻服を着、羽織りの様に着用している。
髪は上は変わらないが下で一つ三つ編みを、身長は微妙に高くなって居た。
腕組みをし仁王立ちで表れたのだ。

綱吉「カッコ良くなってるー!……あれ?」

沢田綱吉は黒鬼の胸元を見て驚く。

綱吉「胸が有るー!!」

サラシをしていない未来の黒鬼。

リボーン「あの服は……!」


了平「何だ?貴様等は…?あの子供は何処へ行った!!?」

イーピン「あり?笹川の兄さんが何でうちに…?目〜きてんのかな…。」

目をこするイーピンに対して笹川了平は小さいイーピンを探す。

了平「逃げるとは卑怯だぞ!出てこんかデコピン!!」

綱吉「(あ〜〜ランボのおかげで話がこんがらがってきちゃってるよ)!」

ランボ「?…黒鬼さん!あえて嬉しいです!」

『?ここは、過去?』

未来の黒鬼は周囲を見渡し、綱吉、リボーンを見やる。
そして理解する、ここは過去だとと。

『リボーン君、小さい君に過去の僕に伝言を言付けたい。』

リボーンが返事しようとする最、誰かが来た。



柄の悪い三人の道場破り達だった。
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