02/27の日記
00：47
月
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あるは間違いなく、支え
られていた。愛されてい
た。信用されていた。
だから、試されていた。
なのに、そこで潰れた。
支えられていたのに。頑
張ってね、あなたなら大
丈夫だからねって。
先生だって駆り立てるた
めに言ってたのに。いい
試合にしょうって一生懸
命だったのに。
それに負けた。
その方が楽だから。
その時はね。
今、全然楽じゃない。
ごめんなさい。
負けた。
勝てそうだったのに。
踏ん張るのが辛くて。
あるは裏切った。
みんなの期待を。
先生、ごめんなさい。
本当にごめんなさい。
だって、先生は
あるのことを伸ばそうと
頑張ってくたれたのに
あるは潰れた。
迷惑掛けた。
先生、ごめんなさい。
本当は大好きでした。
先生が担任でよかった。
あるはダメなんです。
出来の悪い教え子です。
だけど、先生に
認めて欲しかったです。
もう卒業です。
思い浮かぶ言葉は、
ごめんなさいしか
ありません。
うざくてごめん。
あるが学級委員でごめん。
あるが部長でごめん。
最後の試合、
負けたのあるのせい。
流れを変えられなかった。
弱くてごめん。
下手くそでごめん。
潰れてごめん。
ごめん。
まだ乗り越えられない。
もうやだやだやだやだ
誰か解ってよ。
泣いてるのに気付いて。
当たり前だろう
隠してるから
気付かれないんだよ
藤くんの言う通りだ。
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