創作

□日焼けは自然が一番
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「キャッホー!!海アル!!」

「神楽ちゃん、傘ちゃんとさして!!日に当たっちゃうよ。」

「新八ィ、お前は少しぐらい日に焼けて男らしくなったほうがいいぞ。」

「あら、銀さんも海風に当たって少しはストレートな髪になったほうがいいですよ。」

本日は晴天なり。万事屋トリオとお妙は海に来ていた。

「なに言っちゃってんの!?俺の左曲がりストレートを見せてやろうか…ひでぶッ!!」

「下ネタはやめてください、クソ天パ。」

「…姉御の右ストレートがキレイに決まったアルな。」
今日は平日とあって、そこまで混雑はしていない。しかしやはり真夏日、ビーチには水着の男女がたくさんいた。

「僕らは海に入るから着替えてきますけど、姉上と神楽ちゃんはどうします?」

「わたしはいいわ、神楽ちゃんは海に入れないでしょう?」

日光に当たれない神楽を気遣ってお妙がやんわりと言った。

「ワタシお留守番してるアル。姉御は着替えてくるヨロシ!!せっかく新しい水着この前買ってたネ!!」

「でも…」

「いいじゃねーか、神楽がそう言うなら。お前が楽しんだほうが神楽も嬉しいに決まってるだろ。」
躊躇うお妙に銀時は鼻をほじりながら言う。
「それにお前の貧相な体じゃ、誰も期待…ゴボァ!!」

「じゃあせっかくだから着替えてきましょうか。ありがとう、神楽ちゃん。パラソルからあまり出ないようにね。」

お妙はキレイにアッパーを決めると、ニッコリと笑ってスタスタと更衣室に向かった。
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