泣き虫道化師

□<十>
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さて、戻るとは言ったもののどこに戻ろうか



四組に堂々と戻ってもなんかスッキリしないし…



?「そこの生徒さん何してるんですかー」



「あ…ごめんなさぼーっとしてました」



?「それはいけませんねー ですよねーオイラの愛猫シジミちゃん」


「な"ぁあー」


うっわー…不細工な猫…


それにしてもこの人は何なんだろうか…


まあ、先生なんだろうけども


?「でも早く教室に戻ってくださいよー」


「そ…それがですね…教室で少しあったもので…帰りずらいんですよ」


?「うーん…そうですねーならオイラのクラスの5組に来ませんか?」


「えっ!!いいんですか?」


?「はい。短期間でも長期間でも大丈夫ですよねーシジミ」


「な"−」


だからぶっさいよ!!



?「ただ、オイラの受け持つクラスは必ず全滅するんですよ」



「・・・・・・え?」



?「なのでがんばってくださいね!」



なんでこの人こんなに軽いのかなー…



十「そうだ、自己紹介がまだでしたねオイラは十…貞九郎だよ」


「あぁ。そりゃご丁寧に…私は鳴海桂月です。今後ともよろしくお願いします?」


十「いやいや、こちらこそご丁寧に」


なんだろう…この人 和むなー…



そうして教室に入った…が



「うーわー予想以上に少ない…」


多分他のクラスの生き残り人数と比べてもかなり少ないと思う


「なるほど…差し詰め十の呪いってとこか」


十「あー聞いてくださいー 今日からここのクラスになった鳴海桂月さんです」


「よろしく」


生徒「よろしくー」


十「じゃあ開いてる席好きに座っていいよ」


と言われたので私は一番前の席に座った
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