□決意
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「キミ…起きて、大丈夫?」
聞き覚えのある声が耳に入った。
「ここら辺じゃ、見ねぇ服装だな」
服装…?
『あ…!!』
しまった、パジャマのままだった!
ガバッ
私は起き上がり、目の前の光景を目の当たりにした。そこには、聖域に集う戦士たちの顔があった。
『〜〜〜っ!ディシディアの世界じゃんっ!!』
私はテンションが可笑しくなるくらい舞い上がった。
「やっと来てくれましたね」
突然そう言った、光を放つその人物は、ゆっくりとみかんに歩み寄る。
「私が、あなたをここに召喚(よ)んだ理由を教えます…」
私は意識がぼんやりと霞んでいった…――。
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